夏のお祭り茶髪度観測、東京都小金井市編

毎年、8月のはじめの週末に開催される東小金井駅南口のお祭りに出かけた。私はもちろん、子供も全員アスペルガー傾向があり、雑踏が非常に苦手である。大勢の人たちが凝集しているのを見ただけで思考停止状態に陥り、1点見つめでフリーズ。家族全員がフリーズするのだ。

ハッと我に返ってブログのネタ探し。早速従姉妹を発見。同じ地元で育ち、一流の私立女子中学校に入学したまではよかったが、生育歴において保守的な父親のDVや愛情不足ありすっかりヤンキー化して今に至る。なお現在は成人して保険の外交員(いわゆる保険のおねえちゃん)としてかなり優秀な成績を収めている。両親ともに有名私大卒なので地頭はよいのだ。それに、かなり人目を引くスーパーメイク術と派手な茶髪も、保険の売り手として斬新でいけてるかも。

そんな彼女、大学出て無職男性と結婚、2女をもうけるが程なく離婚。保険会社勤務でずっと正社員それも優秀という属性をのぞくと、外観(茶髪ヤンキー)含めてだいぶ「下流社会」的な感じである。今日は、大勢の同類(茶髪、ヤンキー風)とともにブルーシートの上に陣取り、ウンコ座りして喫煙している。片手にタバコ、片手に紙コップに入ったビールである。

同じ市内に住む親戚なのだが、今日ばかりはさすがに声をかけられなかった(ちなみに血のつながりは諸般の事情によりない)。もちろん、話せばとてもいい人で、まったく問題がないのだが、まわりの雰囲気がちょっと怖くて。

お祭りの雑踏のなかを、先般当選した佐藤市長が呆然と歩いていたので声をかける。誰も市長と気がつかないみたいだ。ゴミ問題はたいへんだったとか、子供手当は廃止になるようだが中学まであっていいじゃないか、みたいな雑談。妻を紹介して放射能測定器が壊れたがどうなった、治ったはずみたいなこと。

アスペルガーがひどい次女が帰ると宣言したので、花火も見ずにさっさと帰る。

東京都小金井市といえば文教地区というキャッチフレーズで、すなわち住民の知的レベルが高いという触れ込みで不動産などは割高に販売される。しかし祭りに来ていた若い人たちの、目算2割程度が、激しく茶髪ですなわち、よくて高卒といった感じの人たちだったのは恒例。こういう人たちには祭りは必要なのだ。彼らのおそらくは資本主義にいいように翻弄される過酷な人生に黙祷。いや、えっと私も翻弄されるんだけどね。それが自覚的かそうでないかということ。

このブログを通じて、若い人たちにもっと投票に行ってほしいと訴える私だが、ああした茶髪の、喫煙して座り込む若者が選挙権を有しているその一票について、どうしたらいいのか悩む。民主主義の学校みたいな、そういう、たとえば運転免許試験場的なものすごく上から目線の制度的な教育システムをフィルター的に通さないといけないんじゃないのか。

彼女ら、彼らだって、たとえば頭の先からつま先までベールで覆っているイスラム女性の人権状況とか、ほんの70年程度前の本当にあったユダヤ人虐殺とか、日本人のアジア人への侵略とか、直近では、ノルウェーにおける右派政党が政権奪取が見えてきたとたん穏健化して移民に寛大になったばかりにはけ口を失ったひとりの極右青年の無差別銃乱射事件とか、また毎日働きに行ってもらう日当が1割引かれていてその金はどこに行ってどう無駄に使われているのかとか、年寄り政治家が国債を大量発行してその返済は全部自分たちが産んだ子供の代まで返済が続くとか、そういう個別具体的な悲劇の、すべての原因はまさに政治ひいてはひとりひとりの投票行動にあるというそのことを知れば、きっちり投票するんじゃないのか。しないか?

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