テレビは終わった

芸人のふかわりょうが韓流報道について自身のラジオ番組『ROCKETMAN SHOW!!(ロケットマン・ショー)』にて苦言していたのでそちらを紹介したい。番組内で「ある局」と念を押した上で次のように発言した。

 「公共の電波を用いて私腹を肥やすようなことは違反だと思うんですね。例えば自分の曲を毎回フルコーラスでかけてますが、それとどう違うのかと。それは単純に量の問題だと思うんですよ。日本はそういったブレーキを掛ける機関が働いていないんです。やっぱりテレビは時代を映す物ではないなと思った。完全に終わったなと思いました」と現在のテレビのありかたに述べた。この意見は瞬く間にネット上に広まり、これに賛同する者がでてきた。

ふかわさんの意見にまったく同感だ。公共の電波を特権的・排他的・独占的に使用していながら、自分のところの儲けに直結するDVDや写真集を売るための宣伝を流す。テレビはもっぱら、子供がバカになる、大人もまったく政治的・民主的な成熟の契機を得られない途方もなく不毛な、ただ消費、無駄遣いを喚起するだけの広告媒体に成り下がって久しい。

最悪なのはそれだけじゃない。私事だが、1996年、わざわざ早大第一文学部という、メディア受けのいい大学・学部を卒業見込みのこの私を、ことごとく最初の就職面接で落としたテレビ各局。こればっかりは許せない。その就職活動の合間にちらりと見えた巨大な、圧倒的なテレビ業界の華やかで豪華な実態。社員たちは身なりもすばらしく、立派で、たいていは政治家や巨大企業の関係者の子弟であり、またはとてつもなく美男美女かつ学歴も高い、そういう人たちだけである。

テレビ局にはそういうひとしか、内定しない。そういう、何世代にもわたり、人生でまったく弱者の側に立ったことなど一切ない人たちだけで構成される、特権的組織、現代の階級社会の頂点のグループ。それがテレビ局である。

イヤこれは言い過ぎかもしれない。就職までに、一生懸命何かに打ち込んだ人、まっすぐな志を持っていて、行動して、それをうまく人に伝えることが出来る人とかも内定する。ただしMARCH以上だが。

すぐれた人、特権階級な人たちが、最高の設備や出演者、才能を集めてたくさんの人に情報を伝えられるのが現代の巨大メディア、テレビなのだ。そういう人たちが、徹夜をしたり、とても真剣に議論したりして、一生懸命に番組を作っていく。それでできあがってくる番組がことごとくくだらなく、見る価値がないのである。特に子どもにテレビを見せたいとはまったく思わない。よく、リビングルーム(「お茶の間」)でテレビを付けっぱなしにしている家があるが、まったく信じられない。テレビによる被爆から子どもを守ろう。

莫大なお金と技術を投入して、できあがるものが放射性廃棄物と(事故が起きれば)とんでもない放射能をまき散らすだけの原発とどこか似ている。

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