意思決定なき政治

意思決定能力なしの政治と、先送り現状維持既得権益と省益保護の省庁がタッグを組み、消費増税と年金破たんが着実に進んでいる。

若い人達(30歳直前の私の実弟とその同世代の友達ら)の話を聞くと、金が無いから結婚ができない。仕事も希望が持てない。それでも就職しているだけマシで、親と暮らしながら精神衛生の現状維持が精一杯というのも珍しくない。

昨日深夜、NHKでやっていた、厚生年金基金の問題、公的年金(国民年金)の問題を見て、しみじみ思った。そういう、希望も未来も何もない若者がちょっとでも稼げば、金を給料から天引きして、今の高齢者にガチ払いする制度。それが今の年金の仕組みだ。

賦課方式(仕送り方式とか呼んでいた、要するに今の若者が給料の一部を、今の高齢者へカネを渡す=仕送りする方式)は、少子高齢化が進めば破綻するのは火を見るより明らか。経済が上向けば、給料の額が上がるから(笑)、高齢者へまわる金も増えるから大丈夫と官僚は絵を書くけど、今時どこの先進国の給料が上がるってんだろう。

年金モデルを検討する省庁や専門家が、経済の見通し激甘で腰が抜けた。

もう絶対にヤバいってわかってるのに何も変わらない年金制度。私は貧困層で免除されているから全く構わないが、リアルに払ってる(給料天引きされている)被雇用者や、半分負担させられている企業は、よく平気でいられると思う。

私は高齢者は十把一からげにして批判することはよろしくないとは思う。批判するどころか、憲法を守り、ナチスみたいなものの台頭を抑えて、一応平和で治安も良いこの日本を作ってくれた人たちに、基本、まずは感謝している、僕を産んでくれた人も高齢者だし。

しかしながら、なんだろう、この意思決定のしなさすぎと、先送りのものすごさって。高齢者が悪いとか、官僚が悪いとか言っても始まらない。これは誰がやらない、とかではなく、日本の制度全体のキャラクターみたいになってきていないかこれは。

ある前提があって、目的をもうけて、それに向けて制度を設計し、走らせる。そういうのは得意だけど、前提が、バッチバチに壊れてしまっている場合は、軌道修正がほんとうに難しいんだろう。

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