2012年6月28日木曜日

子供の歯磨きのために

先日来から、歯科の定期健診で見つかった奥歯の重症の虫歯(抜髄といって、神経を抜かないといけないほど)の治療でブルーである。

「なぜ、こんなひどい虫歯になってしまったんでしょうか?」

歯科衛生士の仰せ賜ることによれば、私の歯磨きはなっていないのだという。

毎日、寝る前は少なくとも15分間は磨かなければならないという。「3分くらいです」といったら、それじゃあ25%程度しか磨けていないらしい。

私一人ならば問題は大したことはない。毎晩15分、歯磨きすればいい。

ところがそれじゃ終わらない。じつは私は子供二人の歯磨きも担当している。ふたりとも私と同じように数分で終わらせている。虫歯は当然ある。もし、歯科衛生士の言う通り、全員きっちり15分ずつ磨いたら私の人生はどうなるか。

私も含めて毎晩45分も歯磨きしていないといけなくなる。日課としてこれってどうなのだろう。じつは、子供の歯磨きの後、私はやることがある。台所の皿洗いと簡単な清掃に毎日40分程度かかる。

歯磨き45分と、台所片づけ40分。合計85分、約一時間半。毎日。365日。向こう5年のうち、一日8時間労働だとして、だいたい一年間は歯磨きと台所片付けだけで終わる計算になる。

パスカルは言った。人間にとって最大の苦痛は、「無為」、つまり部屋の中でじっとしていること。やることもなく。

だからどうやら私には、歯磨きと台所片付けが与えられた。

取り急ぎ感謝申し上げたい。あーでも、できるかなー。


2012年6月27日水曜日

消費税増税おみくじ、大吉出ました


おみくじ出ました。やたー! 「大吉」

  • 妻と会社設立して生活費の大勢経費に……自宅(借りてるアパート)を主たる事務所に。
  • 法人でも「不況で売上激減」理由に社会保険不加入……厚生年金と健康保険の加入は法人に義務付けられていますが、払えないものは払えません。
  • 給与所得ゼロまたは極小で自分で届ける貧窮 ……累進課税ですから、貧乏な人、所得の少ない人には課税されません。
  • 年金は所得低すぎて免除なり ……国民年金は、所得が低い人は免除してもらえます。
  • 健康保険料も所得割部分格安で吉 ……上昇の一途をたどる健康保険料も、所得割の部分がありますから、所得が低いほうが支払う保険料は少なくなります。
  • 自分の会社の売上現金多くして税少なく ……漁民、農民、自営業者らは自分たちの現金売上のすべてを申告しているわけではありませんので、それに倣いましょう、ほら、税金がこんなに少なく!
  • 人雇わず社長自ら現業労働 ……運動にもなりますし。従業員雇えば簡単に切れないし、働かない時も金は出ていきます。最悪なのは人件費が仕入税額控除の対象外です。
  • 三食は奥さんと会議で円満……役員の妻と会議するのに茶菓子軽食代金一回に4000円までは損金算入できます(課税仕入れ)
  • 子はたくさん産んでバラマキ手当来る……多ければ多いほど多く貰えますがあまりおすすめしません。
  • 課税仕入れ控除増やし選択納税本則課税で還付大なり……払った消費税のほうが、受け取った消費税より多ければ、そのぶんは返してもらえます。弥生会計などの会計ソフトで簡単に計算できます。
  • 法人赤字で福来る……黒字は最悪。法人税やら、復興増税やらで3割近く持っていかれます。気をつけましょう。

──消費税第増税時代はこうやって生きていくほかはありません。

2012年6月26日火曜日

アスペルガール

アスペルガーガール、略してアスペルガール。それが私の子ども。

便所飯という言葉がある。大学で友達ができず、昼飯を便所で食べる。一人でいるところをみられたくないから。日本の集団社会では、一人でいる、友達ができないというのは圧倒的にマイナスのイメージでとらえられる。本人はとてもつらい。

さてアスペルガーの我が娘は小学校の休み時間、話す友達がおらず、ついに具合が悪くなり、保健室に逃げ込むようになった。そこで私が今日担任に宛てて書いた手紙を以下に。

昨日、4時間目と5時間目に保健室にいったようですが、事情を訊いたところ、「休み時間に、話す友達もおらず、寂しくてつらかった」とのことでした。

寂しさが募って体調が悪くなったようで、アスペルガー症候群の二次障害の兆候ではないかと心配しています。

休み時間に友達と話したいのだがうまくキャッチできずにひとりになってしまい、寂しさを募らせることが最近多いようです。

特に中休みと給食の後がきついようです。

アスペルガーの重要な症状としてコミュニケーションの質に問題があるというのが分かっておりますが●●(子の名前)の場合も、友達と遊びたいが、コミュニケーションがうまくとれません。

友達ができないのはやむをえないとしても、休み時間中に所在無くひとりでいるのは、集団特有の同調圧力など本人の精神的負荷がかなり大きいでしょう。腹痛 症状、だるさ、のぼせなどを感じて保健室にいくのはその負荷が身体症状にまで発展していることを示していると理解しています。

取り急ぎしばらくのあいだ、中休みの間は姉(6年2組)と図書館で過ごすように頼んでみました。
ただこれで問題が解決するとは思えず、暫定的な対応です。

何かいい方法はないでしょうか。


なお、不定愁訴を訴えた場合は、早退させていただいてかまいません。両親とも在宅で仕事をしているので、いつでも電話いただければ対応できます。
いい方法はすでに考えていて、空き教室で、ボランティアスタッフ、または支援員が、クラスにいたくない子どもだけが来て過ごせる、静かな部屋を、休み時間、開設する。 そこに来れば、クラスの集団同調圧力のプレッシャーから自由になり、自尊心も破壊されることなく、思い思いに過ごすことが担保されている。

活動内容は、折り紙とか、読書とか、何か絵を描いたり。スタッフと一対一で(一対一しか話ができないので)話す。

人生においては、たまたま地球に生まれてしまった私が、人間だけが認識できるめっちゃこわいあれ、そう、死ぬ恐怖からいかに逃れるかあるいは、死を受け入れられるように成熟することが必要である。文明ができて以来、長い間それは宗教または哲学が担ってきた。21世紀の日本には、神もいなければ哲学もなく、せいぜいが友達とのおしゃべり。でもアスペルーガーはそれができないから、死ぬ恐怖と向き合わざるを得ない。

アスペルガーに哲学(神じゃなくてね)を。

※親の中には、自分の子をアスペルガーと一切認めないやつもいる。私にいわせればそんな親は残念の極みだ。アスペルガーは治らない病気です。

2012年6月18日月曜日

manavee 大学生が受験科目を講義してくれる

manaveeというサイトがある。大学生による高校の教科の講義動画を無料で見ることが出来る。

ほかの生徒といっしょに見ている気分になれるUIは孤独な勉強に有力なインセンティブを与えてくれる。

私はこのサイトをNHKのテレビか何かで知った。もっと早く知っていればよかったかなと思うけれども、実際のところどうなのか? 動画講義の内容の品質ってどうなんだろう? 楽しみがてら見てみたい。

勉強関連ではStudynoteという、教材を登録して進捗状況を共有するSNSがあるけれども、インターネットが勉強という体験に、小気味よい力添えをしてくれる時代になってきたなとつくづく思う。

蛇足だが私は人にものを教えるのは嫌いだと思う。知識を使ってさらなる未知の領域を探索したいし、自分が勉強して知的欲求を満足させていたい。知っていることを分かりやすく他人に教えるという行為から得られるフィードバックは、それにくらべるとたいしたことないんじゃないかと思ってしまう。

私の目下の悩みは子供が学齢期に到達したが、塾に行かせるのは金がもったいなく、かといって教えるのはどうにもつらいというジレンマだ。塾に行かせて、たとえば栄光ゼミナールとかいうフランチャイズのブラック起業※の「客」に家族をしてしまうのはいかにもむなしい。ああ、かといって教えるのも…。

ラッセルの『幸福論』では家事は外部委託すればいいといっていた。子供に勉強を教えるのも広義の家事な訳で、幸せになるためにはブラック起業を利するのもやむを得ないか。

※塾業界がブラック企業化しているというのは校長の立場が外食産業の店長の立場と同じだと何かの記事で読んで。長時間のサービス残業、厳しいノルマ、嫌われたらお終いという感情労働。

2012年6月15日金曜日

リッピング違法

原発の規制委員会設置法では、原発は40年で廃炉を義務付けるとした当初の民主党の案は消え、40年経ったら再検討するに変わった。

消費税増税と社会保障一体改革は、総合こども園とか、高齢者向けの高福祉政策はもとより、貧困層救済のための軽減税率もすべて先送りされ、増税だけ決まりそうだ。

最悪なのは、著作権改正法案で、個人のDVDを個人のPCで、リッピング(コピー)すると違法になることになった。暗号化されたものを破っただけで違法。

ちなみに、手元には、厚生年金と健康保険の、標準報酬月額等級ごとの負担割合(額)のリストがある。これを見ると、ほとんどの年収のサラリーマンは、稼ぎの27%※2をこれらの社会保障費として召し上げられる。ところが、超低所得者(月収数万円以下)と、120万円以上稼ぐ高額所得者は、上下のある段階で金額が一定になるために、相対的に高く(高額所得者は低く)なるようになっている。

これって完全に逆進性だ。じつは2004年当初、FPの勉強をしている時に気がついて、私はひどいと思ったのだが、今もってなお変わっていない。

つくづく政治は、私の思いからかけ離れていくものだなあと思った。立憲民主主義社会に生きる僕たちは、官僚を選ぶことはできない。法律をつくる議員だけを、選挙で選んで国会に送り出せる。そうやって、国のなりたちを自分たちの手で変えていくことができるようになっている。でも、選挙で選ばれるのは官僚やアメリカが意のままにあやつる空疎な「人形」ばかり。日本ではもうかなり長いあいだ、僕達が直接選ぶことのできない官僚が法律の殆どを作っているんだ(行政国家現象)。

※1 低所得者には簡易的に現金を給付するとかいっているがそれっていつまで続くのか、法的根拠はまったく不詳で、消費税増性だけは盤石。子ども手当の影に泡と消え、今も消えたままの扶養控除と同じ感じだ。増税はしっかりばっちり命がけ、減税はあとで適当に検討し結局やらない。

※2 27%のうち、半分は、事業所、つまり雇っている会社が支払ってくれるので、給与からの天引きは13%強となる。ただ、社長と役員で従業員全部みたいなよくある中小零細企業は、社長が全部払っているのと同然なので27%とあえてした。