哲学者がなぜすごいのか?

今日の人権思想の基礎を作ったとされるイギリスの哲学者、ジョン・ロック。なぜ彼がすごいのか、分かった。

私(を含む、ロック以降の人類のほとんど)が何ですごくないのかを考えれば簡単だ。うちらは、自分が書いたものなんて一切残らない。そもそも何も書いて残そうなんて思う人自体少ない。

だって、ブログなり日記を毎日書こうにも、毎日の日常生活が同じ単調な繰り返しで何も事件など起きなければ、あるいは、単調な毎日でもその中に細かい違いや社会全体への思念がわき起こって思索をはじめることが出来なければ、何も書くことは出来ない。

そういうわけでほとんどの人は何も書くことはないし、思索など生みだすまでもなく(学校出て働いて結婚して子供産んで育てて酒飲んでメタボになって三大疾病のどれかにかかって)一生を終える。

なのに、ジョン・ロックと来たらすごい。何百年も、あらゆる人々の社会の約束事のインフラとして重要な思想を書き残した。書こうというモティベーションもすごければ、それが的確な関心の発露から出発しているのも希有で、それが21世紀でも相変わらず有効なまま残っているなんて奇跡的にすごい。

そう考えると、私たちのようにしょぼい、何も書き残せないようなダメ脳を持って生まれた人は、ジョン・ロック的な天才の書いたものを読んで、後世に正しく伝えていくことがせめてもの「使命」的な。

まったく国民のことを無視してアメリカとか財務部門のいうことしか聞かない宰相。暴行の犯罪が届けられているのに面倒だからと門前払いする警察。ロックが聞いたら、21世紀のこのあまりのことに笑い出すに違いない。

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