TEDリチャード・ウィルキンソンの格差が社会に及ぼす影響

TEDの「格差が社会に及ぼす影響」を見て面白かったのは、アメリカと比較して、日本は格差が小さく、人々の幸福度も高いとされていることだ。日本と同じように格差が少なく幸福な国には北欧のデンマークやスウェーデンが挙げられている。

デンマークやスウェーデンが、高福祉高負担(高い税金)により富の再分配を行なって格差を小さくしているのに対し、日本は所得を平準化することで格差を減らしているという指摘もあった。

たしかに日本の企業経営者はアメリカのそれと比べて地味な金額しかもらっていない。これは数値ではっきりしている。

で、とにかく金持ちになれば=国民総所得が上がれば、幸せになるかというとそういうことはない、何が一番、人々の幸せ、例えば乳幼児死亡率の低さ、平均余命の長さ、低い自殺率、階層間移動のしやすさ、精神的疾病の少なさなどに寄与しているのかといえば、格差の小さいことだとリチャードは結論づけた。

まあ、アメリカと比べれば、って感じ。日本国内で足元を見ればどうか?

今日卑近な例だけれども近所の子供会主催の夏祭りに行ってきた。そこでは、太平洋ゴミベルトの原材料になるようなプラスチック製のおもちゃや、発がん性が指摘され将来の成人病の元にもなるスナック菓子が売られる出店に長蛇の列である。

大体、近所の小学生が多いが、構成比で1%以下の割合でヤンキーもいた。ああしたヤンキーのようなのが世の中に増えてしまえば、地域社会の幸福度は相対的に下がるのははっきりしている。

リチャードが、TEDスピーチで最後に言ったことを書いておきたい。

経営者の報酬を下げ、会社は従業員を手厚く面倒みるべきだと。

このブログの人気の投稿

太陽光発電導入記完結編 発電開始!HEMS AiSEG設定奮闘記

アキバチューナーカンカン設定奮闘記【重要追記あり】

家庭裁判所が決める成年後見人、成年後見監督人月額報酬