指宿に旅行して思う

この夏、鹿児島県の指宿に旅行した。車窓から見える家々を見ながら、東京生まれ東京育ちの7歳の娘は言った。なぜ、古い家ばかりなのかと。たしかに。

新しいものといえば、昨年できたばかりの九州新幹線の駅舎と、全国チェーンの大型小売店舗、そして軽自動車くらい。いわゆる住宅はほとんど古い。

日本の人口統計のあの有名なつぼ型の世代別分布グラフを思い起こせば、これらの古い家々が新しく建て替えられることはもうないというのははっきりしている。最大の原因は少子高齢化である。そして、若者の地方離れだ。

日本政府がとてつもない数の外国人を受け入れる政策でも取らない限り、いま地方で朽ちていく家々はこのまま消える他はないだろう。帰省するごとに増える、売り地の看板。シャッター通りの商商店街は、(私のような)廃墟ハンターを興奮させる探検エリアへと姿を変えることだろう。

あと二百年もすれば地方自治体の多くは消え失せる気がする。いったい日本の地方はどうなってしまうんだろう。多分、アメリカみたいに大規模農業とかやるんだろうか? 広大な田圃や畑を、巨大な機械だけが動いて作物を育てる。機械のオペレーターはそこから遠く離れた東京にいるんだろう。

作物は自動的に集められてリニアモーターカーで全国の人口集中エリアへと運ばれる。

いま、火星に人類を住まわせる研究が進んでいる。そんな手の込んだことしないでも、時間が経てばいくらでも移住先は見つかりそうなものだと思った。

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