電子書籍のデメリット

私は蔵書数が数百冊、年間の単行本の読書数も少なくとも月に1 、2冊程度である。もちろんこれは多い少ないは相対的な評価になるのでなんとも言えないが、本好きを自認している。

読む本は社会、経済、哲学思想など、フィクションを除く人文系である。歴史物も読まない。だいたい海外のジャーナリストや学者が書いたものを好んで読むかも。そうすると出版社としてはダイヤモンド社、NHK出版、日経、新潮、河出、NTT出版、東洋経済あたりが多くなる。

本の形態としては重くてかさばるハードカバーの単行本が多い。

こんな私はだいたいアマゾンのマーケットプレイスで安く買う。電子書籍はソニーのリーダーを試して以来、まったくやらない。電子書籍のデメリットを私なりにまとめてみた。

  1. 機械だから壊れるし、データもいつまでダウンロードできるかわからない。置いたストレージだっていつだって壊れて消える危険がる。そんなリスクが読書という体験とは関係ないストレスをもたらしてうざい。端末も新しくなってしかも価格も安くなり、不愉快なことこのうえない。
  2. 画面で読んでると、一体本の何ページまで読み進んだのかわからず、達成感はまるでない。
  3. ページの端を折れない。私は、重要なところとか、後でネタで使えそうなフレーズのあるページの端を折る癖がある。それができない。
  4. EPUBだの、なんだの、形式があれこれあって馬鹿げている。
  5. トイレで読めない。トイレに置きっぱなしにしている本もあるため。
  6. 絶対に読みたい本というのはたいていマニアックだったり古かったりしていて、電子書籍化されていないことがほとんど。電子書籍化されている本のほとんどがライトノベルとか馬鹿げた自己啓発本、儲からないビジネス書、漫画のたぐい。本当にこれ、という本は一切ない。
  7. 後で読めない。単行本なら買って、部屋に置いておきさえすれば常に一定の存在感を放ち続け、そろそろ読んでみては?と背が語りかけてくる。電子書籍はデータなので見えなくなって忘れたらそれっきり。
そんなところ。何百年も続いてきた単行本で読むという経験があっさり覆るほどの魅力はまったく感じないのが電子書籍である。

皆さんのなかで、もしまだ電子書籍を体験したことがない人は、むしろラッキーだ。そんなものに金を投じるくらいなら本の1冊2冊買ったほうがよほど幸せな気分になれる。これは間違いないだろう。

そして、保管場所がないので、やむを得ず本を断裁してPDFにするわけだが、これは自炊といって、いわゆる電子書籍とは異なり汎用性が高いので問題ない。

出版社は良書を、これからもどんどん紙を使って印刷し、書店で販売してほしい。

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