日本の若い女性はどう思っているのか

私のように女性問題に関心を持ち、研究者の書いた単行本とかばっかり読んでいると実際のところ、大学を出て都会で給与所得者として働く女性たちがどう思っているのか、については当然疎くなる。

そんなわけで、たまに、東京でサラリーマンをしている弟(11歳年下)と話をするのは重要だ。

弟に、先日のノルウェーの法律の話をした。つまりノルウェーでは法律で強制的に、男性社員の育児休暇取得を一定週数以上義務付けるとか、取締役会の4割以上を女性にしないといけないというやつ。ノルウェーは働くお母さんにとっても優しい国なのだ。

弟が、ノルウェーのような法律を日本にも持ってくることに反対した主な論拠は、周りの女性を見てると年齢問わず相変わらず、専業主婦の地位が日本では相変わらず魅力的であり、そんなにまでして働きたくないというのが女性の本音だからだという。

驚くべきことに、弟は、男の自分でさえ、専業主婦のような地位、つまり、自分より稼ぐ配偶者を得て、家で子育てやパート労働などして過ごす人生に、憧れを抱いていると告白した。難関私立大学を出て、今は丸の内の金融機関で、同年代の平均給与の倍近くを稼ぐ独身男がこういうのだら、複雑な心境となった。

日本の専業主婦の地位の魅力は、圧倒的に大きい。それに対して、給与所得者の魅力は下がる一方なのである。

まあでもそりゃそうだ、と。夫が金をかせいで持ってくるんだから、奥さんから見ればそりゃ不労所得だ(本当はアンペイドワーク=家事の分、不労という言い方は正しくない)。金をペイドワークで家計に持ってくる配偶者は、不動産のような投資目的の「資産」のひとつと考えたほうがいいのかもしれない。

まあしかし私は、それでもノルウェーみたいに男を、法律で強制的に家庭にひっぱりこんだほうがいいと思っている。だって愛を誓い合った夫婦なんだから、お互いの仕事を「シェア」するのが自然なのでは? 特に、家事というアンペイドワークをシェアしあって始めて、配偶者なんじゃなかろうか。

いくら専業主婦が魅力ったって、専業主婦のようなことを10年もやってくと頭腐ってくるんで。この労働のつらさはぜひ、相手にシェアしてもらわないと。

弟は独身だし、まだ若いな。ふふ。

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