格差を放置すると増える原理主義

アメリカの共和党や自民党は小さな政府を標榜している。基本的に彼らは格差を放置し、既得権益擁護のスタンスである。

これは問題だ。原理主義が増えるだろう。原理主義勢力が増えないよう、一貫して、物語の力で対抗してきた作家が、村上春樹だ。

村上春樹の警鐘に耳を傾けたい。

原理主義とは何か。いろいろある。イスラム教原理主義(男尊女卑、自由なし)。アメリカのキリスト教右派(進化説を否定)。 日本のなんだろ?ナショナリズム?ネトウヨ。村上春樹は、原理主義に共通するのは、人々から想像力を奪うことだと云っている。まったくそのとおりで、原理主義者たちの、自分たちの思想に与しない人たちへの攻撃はまさしく想像力を欠如したADHD気味の子供のわめき声にしか聞こえない。

日本は弱者にまだ優しいほうだろう。しかし最近は橋下とか石原とか、一般に支持を集めてきている政党集団の右傾化が目立つ。支持しているのは、貧しくて希望をなくした若い世代かもしれない。

原理主義がなぜ増えるかといえば、貧しくて希望もないならせめて気持ちだけでも高ぶりたいのが人情。そこに漬け込んで、大層な物語をインストールして鼓舞するのが原理主義だ。家族も、富も、将来への希望も失った若者たちが、国のため、ムハンマドのため、イエスキリストのため、その他信仰のために人生をかけることを一体誰が責められようか。

格差を放置すると右傾化して、日本はいつか来た道を再び巡ることになりかねない。政府官僚は自分たちの権益保護に奔走するばかりではなくして、蚊帳の外に置かれた人達にもっと再分配の果実を与えることを忘れてはならない。

公正なモラルに根ざした再分配の実践を富裕層や大企業がしないことには、結局自分たちの首を絞めることになるだろう。

こういう大上段な話を、大メディアに属さずに、非常に低いところから孤独に発信している私って偉くないか? (泣)

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