マシュマロの実験 自制心が人生の勝敗を

アメリカでこんな実験が行われた。4歳くらいの子供にマシュマロを目の前に置き、「食べてもよい。でも15分我慢したら、もうひとつあげよう」といって様子を観察する。

結果、3割の子供が我慢できた。さらに、この実験に参加した子供は大人になってどんな人生を送ったのかを追跡調査した。

マシュマロを我慢できた3割は順風満帆で、体型はスリム。
我慢できなかった7割は、人生にあまりうまくいっておらず、肥満が多かった。

自制心は小さい頃から持っていて(多分生まれつきだろ)、そのことが一生を決めることもあるようだ。

(出典:NHK Eテレ「オイコノミア」)

私はすぐに妻(小・中・高のすべての科目でオール5、早大政治経済学部卒業)に質問した。期待通りの答えが帰ってきた。「私だったら我慢したと思う」。

昨今、明日の景気どうするんだとばかりに、数万年も人体への危険が減らない放射性廃棄物を作り続ける原発を再稼働するよう、経営者の圧力団体(日経連)が政治家に働きかけている(ほとんど脅している)。経営者らの圧力団体は、自分の会社のことを、四半期、つまり3ヶ月毎に前年対比がどうであったか投資家や銀行に説明しないといけない。だからどうしても、短期的なことばかり優先する。

マシュマロをどんどん食べてしまうガキと同じだ。

あと、パレートの法則というのも思い出す。全社員の2割が、儲けの8割を生み出しているとか、そういうの。

こういうのを知ると、FPのライフプランとか本当に馬鹿げている。結局、目の前のマシュマロをたちまち食ってしまうような世の中の大勢に、キャッシュフロー表はこうなってるとか、家を買うのに毎月いくら貯めろとか言ったところで無理に決まっている。

ライフプランの作成の依頼が全くないのも、おそらくは、世の中の大勢は関心がない。関心がある3割の人達は、自分でとっくにできるからいらない。まったく世の中で売れないものをFPは売っている。だから売れない。

FPは日本に14万人いるけれども、みんなNPO法人の日本FP協会に、年間12600円の「会費」を収めている。するとFP協会は毎年17億6千4百万円も会費収入が入る。それを、たかだか20数名の理事はどうやって使ってるんだろう。そっちのほうが気になる。

マシュマロの実験では私が長年疑問に思っている、次のような謎も解明される。それは、世の中には、絶対に割高だったり、どう考えても客が損するものやサービスが沢山販売されている。しかもそうしたものやサービスを販売する会社は、結構長く続いていたり、儲かってたくさんの従業員を雇って株式市場に上場したりさえ、している。一体誰が、そういうものを買うんだろうか(私は絶対に買わないのに)。

たとえば、日本マクドナルド(肥満になる毒物を販売)とか、グリーとか、DNA(いずれもイラレとかフォトショで1時間もあれば作れる無価値なデータを数百円で数万人に販売)とか。

自制心のない、マシュマロを即食いするような皆さんに愛されているということだろう。

このブログの人気の投稿

太陽光発電導入記完結編 発電開始!HEMS AiSEG設定奮闘記

アキバチューナーカンカン設定奮闘記【重要追記あり】

家庭裁判所が決める成年後見人、成年後見監督人月額報酬