座り病

最近ブログメディア等で、話題になっていることがある。それは「座り病」。

オフィスワークや、テレビ、ネットを観るために椅子に腰掛けて長時間過ごせば過ごすほど、その分寿命縮むということがわかってきたらしい。

座り続けることで引き起こされる様々な体の異常を総称して座り病という。エコノミー症候群もその一つに数えられる。

このブログで私は、たびたび、男尊女卑の象徴、狡猾な企業が女性に押し付けたアンペイドワーク、無給の再生産労働として、もっぱら家庭内で女性が担わされる家事育児を批判してきた。

なぜこうまで批判するかというと、我が家では家事のうち、一番きつい毎日の皿洗い、片づけ、ゴミ出し、消耗品の購入、食料品の調達、清掃を私がやっているから。

保守的な読者はこう思うだろう。なぜ(男の)私がやるかって? 惚れた女にそんなコトさせられない、といえばかっこいいが本当はもっと、ひねくれた理由がある。人がやらないようなことをやればいつかいい事があるんじゃないかってくらいか。あとは家族内で家事をやることで、一定の承認欲求は満たされる。しかーし!最大の理由は、妻のほうが稼ぐから(汗)だったりする。

このように理由はどうあれ、ヤダヤダ、おかしい、と批判してきた家事労働だが、座って一日会社で過ごすよりも健康によいことが前述のとおり明らかになった。家事は、座ってはできない。しゃがんだり、歩いたり、運んだり、細かくひたすら動かないとできない。これが多分、エクササイズのような効能を体にもたらしているに違いない。

有酸素運動ではないものの、家事は、じっと座っていることを許さない。椅子から私を引きずり下ろすだけでも、家事の優れた側面ということができそうだ。座り病の弊害は、ちょっとやそっとの有酸素運動では解消されないというから驚く。だから、アメリカのシリコンバレーなどでは最近一部のIT企業がスタンディングデスク(立って仕事をする机。肘の角度は立った状態で90度に調整される)が流行っている。

私も昔はサラリーマンをしていた。その頃は、家事はもっぱら妻が担っていて、私は座って電車に乗って、会社についたらほとんど座って過ごした。その結果、体調は見事におかしくなったことを思い出す。尿管結石。頻繁に風邪をひく。中性脂肪が増える。便秘。

会社をやめて家事をするようになって(ついでに毎晩、プレーンヨーグルトを食べることも忘れない)、これらの不調は気がつけば一掃されていた。

健康に生きるためには、ぶつくさ言いながらもこの嫌な家事をし続けることが大事。こうなるとやっぱり、人生は修行のようなもの?

私も2つある仕事机(仕事の内容によって使い分けている)の一つをスタンディングデスクにすることにした。

さて、座ってるより家事した方がいいからといって、家事の男尊女卑性、企業のご都合主義、女性抑圧的側面が解消されたわけではない。これからも家事労働に光を当て、こうした問題点を指摘し続ける作業は怠らない。ただし、立って書こう。

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