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男性の育休取得には罰則付義務づけを企業側に課す以外に増やす道無し

私が心の師と仰いで、ここのところ思い切り煽られ続けている「イケダハヤトのブログ」。

能力が高いこうした人の声がネットでどんどん出てくるのはとても面白い時代だ。昭和の時代なら大企業や公的セクションに吸収され、あるいはされなくても、ネットがなければ伝わってこない。

それで私の私見だが、育休は徴兵制と同じように、国家が旗印のもとで男性に参加させるべき「闘い」だから、法律で育休取得を企業に義務づけ、したがわない企業や従業員には厳しい罰則を設けるべきである。

育休、つまり男性の育児参加は、国力に直結するし、資本主義の今後のサステナビリティにもかかわる。つまり、これはもはや「国防」の問題である。

なぜなら、育休取得が少ない>奥さんがウツになる>二人目は産まれない>人口減少が加速する>兵隊になる人が減る>テロ攻撃や威嚇攻撃の対象になる>国をのっとられるどやー!

ちなみに私も企業の経営者であるが、本音を言おう。法律で罰則でもない限り、短期で会社のもうけが減る面倒なことはしたくないよーだ、へっ。

ほうら。いわんこっちゃない。

スペインの若者の政党が国政選挙で躍進した件

NHKドキュメンタリーWAVEでスペインの新しい政党が、長く続いた二大政党の勢力図を今月、塗り替えたということを知った。 政党「ポデモス」。増税など厳しい緊縮策で疲弊する生活を自分たちのアイデアで変えていこうと、20~30代の若い世代が政党を立ち上げ、急速に支持を広げているのだ。彼らは「シルクロ」という草の根政治サークルを各地に作り、就職や住まい、教育など、身近な問題を繰り返し議論。その内容をインターネットを通じて共有することで、党員38万人に及ぶ連携を築き上げてきた。その勢いは、首都マドリードや第二の都市バルセロナに、ポデモスが推す市長を誕生させるほど。総選挙にも各地のシルクロから候補者を出し、今度は国政の場に自分たちの声を届けようとしている 党首討論では、ポデモスの党首は(だいたい)次のようなことをうったえていた

教育費を削減しすぎたから憲法が保障する教育を受ける権利が侵害されている大学を出ても仕事にありつけない人がいる銀行などから税金を取って、若者や貧困層に再分配すべき
 日本にもそのまんま当てはまる。しかし、日本にはポデモス的な若者の動きはない。なぜか。みんな親と同居の実家住まいで、ぬくぬくとお一人様ライフを満喫しているからだ。

これじゃダメだと私のように、大学を出て就職してみたり起業してみたり、子供を育ててみたりすると、とてつもない岩盤にブチあたる。

シルバー民主主義によって、バチコーンと築かれた、高齢者優遇の諸政策・税・保険税制である。

このあいだも、頼りにしていた子育て世帯臨時給付金が消え、かわりに高齢者に三万円配るバラマキをやられた。

うちは子供が多く国内旅行などままならない一方、農協だか自民党の婦人部だかが主催しているであろう観光バスツアーから、ワラワラと高齢者が降りてくる光景をうちの近所の道路でたまに目撃する。あの原資は何だろうね。

誰だか知らんが年金暮らしの高齢者をバスで観光に連れて行く金があるなら、子育て世帯に再分配してもらいたい。

近所でいっしょにボロ物件を借りて頑張っていた、ジャズバンドのアーティストがいる。せっかく今年の五月にDIYでハンバーガーカフェをオープンしたのに、あと5ヶ月で建物を取り壊すからお終いと宣告されてしまった。高齢のオーナーが、建物を取り壊して新しく賃貸アパートを建てることにしたからだ。

いま若者が置かれている状況は、ひ…

子供の勉強を見るということ

そばにいて、これから何時までやろうと声をかける。
参考書、ページ数まで決め、実際に取り組んでもらう節目(大問や章)で声かけ。必要なら丸付け、答えを読み上げるなどその日やれたページの確認と翌日以降の展望(参考書は何日までに終えるとかの目標の共有) たいへんですがこれやるとやらないとではまったく違う。

子供が気が散りやすい場合は、一対一がよい。

起業ブームの闇とほんとうの起業家支援を考える

最近、数年前に近所に行政が元締めの起業家育成サービス(小金井市事業創造センター、Ko-to)が出来たり、あるいはシェアという本を読んだり、このウェブサイトを読んだりして、起業家ブームなんだが大丈夫だろうかという思いを強くしている。

Inpact Compass「ギグ・エコノミーが働き方を変える」
http://impactcompass.org/share-economy-gig-economy/
「起業家が必ず直面する厳しい現実~」
http://impactcompass.org/severe-realistic-and-despar-of-entrepreneur/

脱サラして起業という点では私は2003年からそうだ。しかし脱サラする前にウェブサイトを立ち上げて収入になるようにしていたから、売上ゼロ、アイディアだけで起業するパターンではない。

世に語られる多くの起業は、売上ゼロでアイディアで起業させることを支援する団体や法人がメディアで喧伝する「サクセスストーリー」とか、麻薬的にアドレナリンを分泌させる行け行けドンドンなやっちゃえ記事ばかりである。

アイディアだけで、現在売上ゼロなのに、現在の勤め先からの収入をなげうって起業するなど極めて危険だし、その状況はまったく変わっていない。

最近は、ネットのサービスを立ち上げてそこから起業というのが真っ先に思い浮かぶが、残念ながら過当競争で、数年前からもう満席である。ウェブサイトは一日あたり10億ページ以上のペースで増えている。そこに埋没されない合理的理由が、あなたのアイディアにはあるのか? あると断言したらその時点でちょっとヤバい人だろう。

もちろん、起業するのはもともとちょっとヤバい人というのもある。

私は今も昔も、大卒でなるべく規模の大きい会社に就職、これがいちばんいいと思っている。高卒で、中小企業でも、幸せに人生を送ることが出来る。手に職をつけて、組織に属して生活と家族の時間を分けて穏やかに暮らす方途はいくらでもある。そしてほとんどの人がそうする。そのコースから外れたらとんでもない負担とリスクに巻き込まれる。

リスクは、もちろん、ある可能性の振れ幅の大きさだから、大成功することもあるし、大失敗することもあるという意味。全否定するつもりはない。

問題は、メディア(インターネットメディアが特にそうだし、小金井市な…

下を見ないようにする

人の不幸は蜜の味というが、そういうものをみている時間があったら次の一手のために努力すべきだった。

いやー癒やしの時間を「サードプレース」のカフェで過ごしたいんだよー。 古本屋巡りをして、ゆったりした時間を楽しみたいしね。
そういうことをしていると、企業も家計も破たんする。

倒産企業の社長たちが作った会(たぶん八起会とかいう)が発表した、会社を倒産させる社長の特徴をみて、私と似ている部分を以下に挙げたい。

変革できない(慢心、放置)苦手なことをやらない(逃避)PDCA※とか知らず、同族の利益だけ(無計画で短期の私的利益のみ追求) これらは、まあ何というか、フツーにどこにでもいるだめなオッサンそのものではなかろうか?

企業が倒産するのは社長がこのように、果敢で積極的な努力をやめて、好き勝手なことや日常のルーティンに満足したときに、倒産への引き金が静かに引かれているようだ。

それにしても、若いときはいいが、年取ってくると(私ごとで恐縮だが)改革への努力はもとよりルーティンすらサボりはじめる。

たとえば私の場合は、自分よりもひどいことになっている事例(女性の貧困、子供の貧困問題や、廃墟、空き屋問題などのニュース、高学歴プア、難関資格でワープア、独身未婚の中高年の危機、大手企業やめて地方移住など)をネットであさって時間をつぶしたりして。

デリヘル店に住んでいる38歳の貧困女性とか。私に何の関係もない。角川が取次を中抜きして、Amazonに直接取引したりとか。もちろん、私に関係ない。まあ昔いた出版社とちょっと関わりあるし、気になるニュースではある、だって本の値段が上がるかも知らんぞ、日販が本業で赤字とかいってるし。取次消えたらどうなるんだろ。

あと、大学生がたくさん(3年で六〇〇〇人)自殺しているとか? 虐待経験のある女性弁護士が、弁護士では食えずにアルバイト生活してプアとか? まったく今の私とは関係ない。

娘を大学生にするのに集中しよう、今は。虐待もぜんぜん関係ないもちろんしていないし受けたこともない。弁護士だって何万人もいるんだし関係ない。

とにかくこれらの情報、いくら読んで詳しくなっても私の貯金残高と無関係であることはビクともしない事実だ。もうやめよう、下を見るのは。

普通のサラリーマンに過ぎない(ただし業種は若干特殊)弟によると、彼はこの2年で何千万円も稼いで、税金だけ…

「国の教育ローン」で利子も取れば年金も支払わせる

政府のインターネットテレビで、国の教育ローンについてを観た。

政策金融公庫という金融機関(天下り先)から借りて、その借りた金は、入学金、授業料の他、パソコンや学生が本来負担するべき国民年金にも使ってよいとされる。

利率は2パーセント、期間は15年間だ。上限の350万円を借りたとすると、元利均等払いの返済方式では、15年間の利息総額は60万円弱となる。この額は大学の入学金と似た数字になる。

ちなみに毎月の支払利息と返済元金の合計は23000円弱となり、ちょっとかなりの負担ではなかろうか?

借りた金で若者は国民年金をはらう。その金は、国民年金が賦課方式なので払った若者の将来ではなく、今現在の高齢者の生活を支えることになる。

個人金融資産の過半を持つ高齢者の生活費を、若者に借金させてまで振り込ませる。

これこそ国家的振り込め詐欺である。国民年金の現実は紛う方無き犯罪である。

というかそもそも将来の国を作る若者の教育費のために、本人が利子を払うっていうのはどういうことなんだろう? その利子=金融機関の儲けってなんで必要なんだろう? 若者が勉強するのに? しかも2パーセントもである。銀行預金がほとんど付かないのに、2%も利子を取って金融機関は儲けるわけである。

このことが政府のインターネットテレビで分かるのだが、若者は黙ってはいられないと思う。若者を育て中の私としても、心中穏やかではない。

皆さん、ぜひこういう国なので、子供を産んで、大学まで出しましょうってそういうことには絶対にならないですよね? 

政策が、間違っていませんか?

過去問という地獄

娘(中三)とともに、難関とされる公立高等学校や私立高等学校の「説明会」なるものに、ここのところ立て続けに参加した。

そして、登壇する教員や、現役生代表が必ず受験生に向けてアドバイスをするが、共通するのは、

過去問を繰り返し解いてください

である。

過去問は受験生にとって、もっとも厳しい修練である。

普段の日常のくらしの中で、自分で時間を決めて、過去問を解き、採点するのは、至難の業だ。

しかし、筆者がトライしてきた受験勉強や各種資格試験(ほとんど実を結ばず)でも、過去問の重要性は繰り返し言われてきた。

過去問を解ける人だけが、難関と言われる学校や資格に合格していくということである。

仕事しないでマラソンしていた方がコスパ高い事例

今日も発見。アスペルガー男子の法則。

たとえばわが国の全国のアスペルガー経理マンに今月課されている愛とくるしみの、

年末調整。

1回目(1年目)より、2回目。2回目より、3回目。3回目より、4回目。

タスクの所要時間は、次第に減っていく。しかし、そのタスクに取りかかるまでの時間(助走時間、逃避時間、人により、たばこの本数、コーヒーの喫飲杯数、離席回数、直前トイレ個室滞在時間etc)は、それに反比例して増えていく。

あるタスクが、TODOリストに書き込まれて、実際に取りかかりはじめるまでの時間も、これからはタスクの所要時間に含めるべきだろう。そうすると、同じことをやらせるのに、全体でかかる時間は年齢に比例して(言い換えると、社会や組織に対する舐めきった態度の熟成が進むにつれ)徐々に増えていく。

これだから年寄りを雇って金を払おうという企業はない。公務員のような組織は腐敗していくし、高齢者は自分で何もしなくなって社会保障費で国を滅ぼす原因になる。

わーもうだめだー! 私はこういう自分の傾向を、金を払って尻を叩いてくれる仕組みを取り入れて何とか予防している。そしてその費用は、タスクに支払われる報酬よりも高い。ってそれ赤字じゃん。だったらそんなの引き受けないで、つまり取りかかるのに不条理なほどの時間がかかる仕事なんかしないで(社会保障費節約に寄与するから)健康のために外走っている方がよっぽどいい。あーなるほど、だから皇居の周りを、近年、たくさんの人が走っているんだ。

ちなみに、今日自民党が、軽減税率外食も対象に(翌日、外食は含まず、酒を除く食品、加工食品も含むに決定)というばらまき政策発表。政府幹部がマスコミに匿名で「インボイス簡単。中小企業は金をばらまいておけば問題ない」

日本政府、万歳!! まさにそう!!

ただし経営者がマラソンのほうに注力しはじめた中小企業は売上1000万に届かないから免税となります。いやマジで、社長の仕事放棄マラソンテロのコスパ、めっちゃ高い。高すぎる!

資本主義はどのように壊れているか、そして対案の不在

資本主義はどのように壊れているか、そして対案の不在
 最近、NHKスペシャル映像の世紀「グレートファミリー 新たな支配者」を見た。
 テレビばっかり見てるじゃんと思われるとツラいが、この地球の恵まれた平和な国日本に生を受けた私は、いわばこの世界、宇宙の「観覧チケット」が当たったようなものだと思ってる。しっかり見とかないともったいない。
 それで、番組の感想。さて、世界を支配してきたふたつのイデオロギー、ファシズムと社会主義が、20世紀に逝ってしまった。もちろん政教分離で、各種宗教の価値観は世界を左右する表舞台から排除され続けている。
 で、のこされたのが資本主義ということなのだが、冒頭の番組では、資本主義を牽引した巨大支配者としてモルガン、ロックフェラー、デュポン家が取り上げられていた。いずれもアメリカの巨大企業の創業家である。
 彼らは、国家を凌ぐ圧倒的な影響力を持って、世界に資本主義を広めていったというのが結論なのだが、21世紀に入るとさすがに彼らの勢いは弱まっている気がする。
 今日もニュースで、デュポンがダウと合併交渉が結実しつつあると報じられていた。物言う株主や、中国の化学メーカーの勃興で、もはやデュポンといえども一人で立つことが出来なくなったということである。
 合併により、規模がでかくなり、重複する中間部門はリストラして合理化できる。これは株主利益に貢献するにすぎないが、このことこそ重要だ。哀しいことに、市場や、従業員には何の利益にもならない。その結果が格差増大、そして不遇な地域から生まれるテロである。
 今世紀に入って、グレートファミリー企業は一様に行き詰まっている。何にか。一言でいうと、人口減少による需要の減少である。需要がなければ、投資してもしょうがない。巨大企業といえども、需要がなければ利益が出ない。株主は突き上げてくる。水野先生が指摘するように、利子はひたすら低下している。お金が利潤を生まなくなっている。こうなると資本主義は機能不全となって、もはや生きる屍だ。
 唯一金融市場が、実体経済を大幅に上回る規模で膨張している。しかしこれもバブルの原因となり、世界を不安定化するばかりだ。
 前世紀は戦争で、ある程度ガラガラポン、市場も拡大できた。でも今はどうだろう。戦争は国際条約により行うことが出来ない。テロとの戦いというのは、しょせんは資本主義の…

NHKスペシャル「調査報告 急増 無届け介護ハウス」感想

皆さんは、同居の家族の誰かが高齢になり、夜中に30分おきとかに「トイレ行きたい」「助けて」と叫ぶようになり、それが何年も続いた場合、どういう気持ちになるでしょうか?

 あなたに変わって教えましょう。確実に死にたくなります。なぜなら、睡眠不足はうつ病の原因になります。うつ病のメインの症状は自殺念慮、つまり死にたくなるんです。実際自殺する人はたいていうつ病です。

 睡眠を妨害する家族のせいで命を落とす危険を避けるにはどうすればいいか。もちろんその家族をよそに預けて自分は寝るほかありません。
 ところが、手頃な料金で高齢者を預かってくれる国の特養は、建物(ベッド)はいっぱい余ってるけど、そこで働く人がいないので受け入れてもらえません(介護士の給与が低いのでなり手がいない)。おかげで、55万人の待機老人がいるのです。しかし、その55万人の待機老人は、日々、若い世代をうつ病罹患のリスクに晒し続けており、国民の生命安全を守る国は、一刻も早く寝たきり老人を預からなければいけません。

 筆者には介護士の知り合いがいますから、介護労働のなんたるかを知っています。
 夜、見回りしていると廊下に糞便が落ちていたりするのは日常茶飯事です。他人のうんこを拾います。他人の、枯れきった年寄りに食事を摂らせるため、スプーンで一口一口運びます。飲み込むまで待つ時間は本当に苦痛でしょう。多少元気な認知症老人からは、あんた誰だとか、殴りかからんとする勢いで迫られたりといった恐怖体験は枚挙にいとまがありません。
 それなのに、給与は全産業平均とくらべて低い。不条理そのものですから、離職者が後を絶ちません。ピンぼけの政府は、建物をどんどん作ることは作るのですが、肝心の人材や、給与の補填はどうなるんでしょうか?財源などあるはずがないんです。国の財政が危機なので。

 結局、動けなくなった老人、認知症の老人を、底辺で押し付け合いをはじめている、それが日本の「今」です。

 しかし、そうした日本に救世主のように現れたのが、全国2000近くあるいわゆる無届け介護ハウスです。

 特養には入れない。かといって、初期費用100万、月々20万などが普通の有料民間老人ホームには入れない。そして毎晩10分おきに起こされる。死にたくなってきた。ふと見ると無届けだが老人を月10万で預かるという「家」がある。渡りに船だ、預けよう。

ネットに渦巻く感情論

インターネットでクリックされやすい見出しは、感情に訴えかけるもの、読んで、自分の正当性が確認できるもの、劣った対象を貶めて順張りの安心感に浴せるものが大半です。

ネットで目立つトピックは、人々がすっきりしたい欲求を充足できるものに収れんしやすいと思います。

ですから、陰謀説でもなく、かといってまったく無視できるほどでもない、遠い外国の社会問題などはスルーされてしまうでしょう(たとえばアルゼンチンの遺伝子組み換え作物と農薬の被害など)。

ネットばかり読むのではなく、新聞や本から、確かな知識、バランスの良い真実にもとづく論理を身につけたいんですが、これには精神修養のような困難さがつきまといます。

公金で大もうけ

NHK BS世界のドキュメンタリーで見知ったことだが、欧米の大手製薬企業は、長年アフリカにエイズ治療薬を安い金額で供給することを、様々な理由をつけて避けてきた。
 安値で売れない理由として、特許料、品質、研究開発費がかかっているなどがある。
 ところがアメリカのジャーナリストが調べたら、製薬企業は莫大な利益を上げ続けている。その利益の大半は、広告宣伝費、役員報酬、株主への配当に費やされている。
 彼らが錦の御旗のように掲げる研究開発コストだが、これも驚くべきことが分かった。大手製薬企業は自分たちで薬を開発する力はそれほど立派なものは持っていない。なんとよそで開発されたものを持ってきて適当に組み合わせて薬を作っているに過ぎない。しかも、おおもとの薬の開発は、84パーセントは税金など公的な資金により開発されたもので、自分たちの開発は10パーセント程度なのである。
 公的な金はみんなのものなのに、公的な資金で作ったものを製品に仕立てて売ることで、天文学的な利益を上げる。それを、役員、株主、広告業で分け合って潤う。第三世界のエイズの人たちがそれで死のうが一切関係ない。それが製薬ビジネスの実体のようである。
 アメリカの製薬企業は、インドで作られるジェネリック医薬品は品質上問題があるとして、反ジェネリック医薬品のCMを作るほどだ。ジェネリック医薬品を飲んだ男性の口からネズミが出てくるという内容。インド=汚い、不衛生というみんなの思い込みを強化する目的だが、現実はまったく違う。インドの工場はチリ一つない最先端の工場になっている。おまけに、欧米の製薬企業はそうした工場に、自分たちも薬の製造の一部を委託しているのだ。製薬企業はもうけのかなりの部分をつぎ込んで、マーケティング活動に精を出しているが、その実体は消費者に、現実を隠蔽して誤ったイメージを植え付ける悪魔的イメージ操作である。
 注意しなければならないのは、製薬ビジネスが、これでも何ら違法なことをしているとはいえないことである。資本主義と法治国家のルールに基づいて、ビジネスをしているだけである。それどころか、途上国が自国の国民のために、ジェネリック医薬品を輸入しようとしても、特許の問題で輸入が出来なかったりする。命を助けるために無理に輸入すれば、そっちこそ違法になってしまう。
 ちなみに、インドの志ある製薬会社がエイズ治療…

チョコレートの香りで売上アップ

今日は娘の付き添いで八王子東高校という、都立難関校の受験生向け説明会に行ってきました。

 体育館に集められた保護者と受験生たちに最初に告げられたのは、「暖房がなく寒いので、コートなど使って風邪を引かないようお気をつけください」という言葉。コートを持ってきていなかった娘は絶句し、中空を眺めながら白い息を吐くほかありません。

 気の毒なのは、職場がこうした寒い場所の教員たちです。男性教員の多くは示し合わせたかのように、グレーのジャケットの下に、Vネックの黒のセーターを着ています。こんなセーター、今時どこにうっているのでしょうか。高校教員というのは、寒々しい職場、立ちっぱなし、莫大な採点作業、問われる進学実績など、我慢我慢の仕事なんだろうなと察します。しかし同情心も、彼らのズボンの裾から一瞬、白いソックスが見えた瞬間雲散霧消してしまいました。スーツなのにソックスが白が許されるのは、マイケルジャクソン以外地球上にはいないはずなのに。

 教員たちのファッションや置かれた境遇もさることながら、校舎がまたわびしく古い。筆者は建築やインテリアデザインに関心があるので、洋書などで海外のすばらしいデザインの建物を眺めることが多いのですが、公立学校の校舎というのはほとんど刑務所のようにしかみえません。デザインや、そこで長い時間を過ごす人間の快適性、豊かさといった視点は一切考慮されておらず、ひたすら、まっすぐで、平らで、外と中を最低限の安い部材で分け、もっぱらスプリンクラーやメンテナンス性などの効率と安全だけでできあがっているようです。中にいればいるほど味気なく、心がすさんできてしまうのです。

 しかしそうした古い校舎、暖房もない廊下で、ダサいセーターを着た教員たちと、若い優秀な生徒が切磋琢磨している。「すぐに役立つものは、すぐに役に立たなくなる」 長い目で見ることがここでは重要なようです。

 さすがは難関都立だけあって、教師の問題の説明もまるで大学受験予備校の講師のよう。私が高校時代にいた、生徒の進学などほとんど関心がない「でもしか」公務員とはまるで違っていたのに驚きました。

 定期考査の三日前ということで、校内には廊下やロビーで勉強する生徒たちの姿が散見され、これまた、この時期いちゃつくカップルが散見された我が母校(八王子東の2ランク下の小金井北高)とはまるで違って好感が持てました…

地方で生きる

立川や吉祥寺などの繁華街から中央線で東小金井へ帰ってくると、東小金井という駅はまるで「トンネルを抜けると雪国だった。夜の底がシンと冷えていた」というどっかで見たフレーズが頭の中でまわるほどの闇が広がっています。ここは東京でありながら、もはや「地方」なのです。

 もちろん、文字通りの闇ではなくて。わずかばかりにある高架下の商業施設のあかりは、再開発の途中で捨て置かれただだっ広い駐車場や荒れ地の闇が飲み込んでしまうのです。

 私のライフスタイル提案型ベーカリーカフェ「くらしをあそぶ展」は、その東小金井の闇の奥にぽつんと存在しています。駅から離れるとすぐに、閑静な住宅街が広がる小金井市は、日が暮れると人通りもまばらとなり、まるでうる星やつらの映画ビューティフルドリーマーで描かれる「友引町」のような感じ。

 1980年代に中学生だった私は、勝浦の海水浴場で夏を過ごしました。海岸から沖に進むにつれて突然変わる海の色。海溝の怖さを濃い海の藍色で知りました。浮き輪に乗ってクラゲのように漂って過ごしていると、海の表面の色が薄い青から黒に近い深い藍色に変わります。要するにそこは深いんです。足はつきません。この浮き輪がなかったら、泳げない私はおそらく死ぬでしょう。

 東小金井から、うちの店までの道のりもまた、その太平洋の突然に足下に広がる海溝に似ています。パン屋に行くんだというしっかりした自己意識、目的感覚=勝浦の私の話で言うところの「浮き輪」がなければ、この東小金井の郊外の闇におぼれ、自分を見失います。しかし、この道の先に、直接関係ないけどジブリがあり、素敵なうつわたちや、温かいコーヒー、焼きたてのパンが待っているという認識が持てていれば、楽しい人生の癒やしの一場面を演じる孤独のグルメの主人公に自らを重ねあわせることが出来るでしょう。これこそ都会人の癒やし。

 駅方向から来る場合、よほど右手に注意しないと店は見つけられません。通りから1本路地を入るうえに、通りには看板すらないのです。しかし、ひとたび路地を曲がることが出来たら、もうPoint of no return。引き返すことは出来ません。もし引き返したら、その私道をうろつく不審者になってしまいます。不審者の目で見られたくないので、逆に不自然なくらいに堂々と、確信を持って店まで進み、ドアを開ける勇気がほしいところです。

 そし…

LANDISK壊れる

2012年頃に買って、たいへん重宝していたデータストレージが「メーカー修理を必要とする異常」に見舞われました。

これ、便利で、LAN上にサーバーとしておいておき、バックアップデータ置き場にしていたんですが、二年も経たないうちにHDD交換が必要になったのです。

メーカーに修理に出すときに、製品の主旨としてこの故障の速攻ぶりはあり得ないと言ったのですがノーコメント。

結局、買うのに3万弱、修理に1万7千円強かかり、散財です。

ちなみに、グーグルのサーバー(全世界に数千、数万台はあるといわれているが非公開)はたしか5分に1台は壊れているというのをなにかの記事で読んだことがあります。

HDDは壊れる。

しかし、お金をかけて無事新品のHDDに交換されて戻ってきたので、ちょっと嬉しいです。もちろんなかのデータは初期化されていますが、バックアップがほかにあったので問題ないんです。そういう使い方がいいですね。

LAN上に2TBのデータ置き場があるっていうのは、心のゆとりにつながります。

同じことを毎日するのは誰なのか

最近、というかさっき発見したんだけど、毎日同じことをするというのが人生にとっての最大のチャレンジなのではないかということです。

毎日同じことが出来ないから、我慢できないから、人は、次のようなことをします。
サボる会社をやめる人にはやし立てられて立候補する人をはやし立てて立候補させるカフェだの焙煎屋だのパン屋を開業するDIYをしてゴミを増やすプロブロガーになる情報商材を買いすぎる限度を超える喫食・喫煙・飲酒旅行をする地方に移住する都会に出る変態行為風俗通い寝る、寝続ける昼夜逆転する賭け事や薬物浮気暴力、暴行、痴漢自殺ゴミ屋敷化ウィルス罹患して放置ネグレクトDVキレる高齢者になる暴走老人これ読む(私の最近の事例)
あらゆる不幸の原因は、毎日同じことをしなければならない人生に耐えられなくなった人たちの逃避だといってよさそうです。

最初に聴いたときは鳥肌が立ち、何度も聞きたいからとDLした音楽も、1年後は呪いの歌にしか聞こえず二度と聞きたくなくなる、そう、人は飽きてしまうのです。

なぜ、私は、同じことが出来ないのでしょうか。最近読んだ『大人のADHD』という本によれば、私はおそらく環境ホルモンの影響などで遺伝子の一部がやられており、ちょっと狂っているという「診断」が得られるかもしれません。しかしそれは、足が2本、手が2本あるのはなぜかというのと同じで、当面の課題解決には役に立たないのです。

同じことをし続けることが出来るというのは、今の日本社会、いや、OECDクラブ、先進国、いや、人類社会全体の中で、もっとも価値のある能力といえそうです。

たとえば受験勉強。同じテキスト、参考書を何度もやれば、だいたいペーパーテストというのは点が取れる。しかし、同じ本を2度目3度目とやっていくうちに、手にかゆい発疹が出来たり、指の皮が剝けてきたりする。

唇をムシって血が出て、爪もかじって超短くなる。歯並びも悪くなる。私の場合、受験勉強すると外観まで醜くなってしまうんです。

それで、かろうじて大学に受かって、出会った人と結婚して生まれた子供が今受験勉強をしていますが、受験勉強への態度は私と同じでがっかりです。

同じことが堪えられない人のための合法的な癒やし、エスケープを提供する所業は、産業として確立されています。
マスコミメディア企業コンテンツ産業映画音楽産業出版業塾予備校テーマパーク飲食店家…

シリコンバレーの闇

BS世界のドキュメンタリー(NHK) 2015.11.24放映シリコンバレーの裏側(たぶん)で、フランスのテレビ局がアップル、facebook、twitterを取材して彼らがいったいどんな企業なのかをわかりやすく紹介。

そもそも取材が困難。ジャーナリストが広報に電話やメールをしてもアポはまず取れない(折り返してもらえないから)。社員に話しかけるとたちまち警備員が飛んできて止められる。

税金は国際的かつ合法的な租税回避テクニックを駆使して1円も払っていない。

気の毒な自治体の首長はそれでも、逼迫した財政の助けになればとこうしたIT企業に様々な優遇措置を設ける。

周辺の個人経営の飲食店なども儲かるから、社会保険料を免除してでも彼らに来てもらうことの経済的意義は大きいというが、個人商店では彼らIT企業社員は食事をしない。なぜなら、超おしゃれな最先端の建物のなかには、オーガニックフードのレストランや居心地のよいカフェ、広い芝生の公園が整備されてるから。

だがでは彼らIT企業社員のほうが恵まれているかというと、そんなことはないと思う。なぜなら、IT企業の社員はものすごい働いているに違いない。プライベートなど一切なさそうだ。

非常に両極端である。

彼らIT企業は圧力団体を組織して、法律を変えたり公共部門にはたらきかけて自分たちに有利に運ぶように工作している。

たとえばアメリカのITエンジニアの半分は失業しているというデータがある一方で、アメリカにはエンジニアが不足しているから、アジアからもっと移民を増やすようにしようだとか。アメリカ人エンジニアより、アジア人エンジニアのほうが2割程度賃金が安く済むからである。

こうしたIT企業の攻勢に、おそらく地元の貧困層に勝ち目はなかろう。

アップルは租税回避のためにアイルランドのある街に法人を登記している。その法人は、女性がひとり,社長として登記されているだけで、社員はいないものの数兆円を売り上げている。そして、アイルランドの租税法により税金は1円も払う必要がない。そのことを訊かれたアイルランドの地元自治体の職員はこう言った。

「その女性はよほど有能なんでしょうね」

過疎の島の、子だくさん製麺店主の事例

ある過疎の島にあるうどん店主のオヤジは子供を7人も産んで育てました。NNNドキュメンタリーを見て、こういう、ある意味で、典型的なおっさんがいると思って興味深く拝見しました。

 オヤジは子供を、本当に小さいうちから朝五時に起こしてうどんづくりの仕事をさせます。1時間ほどですが、日曜日くらいしか休ませず、学校の卒業式の日も、島を巣立つその日の朝も、仕事をさせるのです。

 仕事の中身は、うどんを踏んづけたり、麺に油を塗ったり、機械から出る麺を取り出したり、乾かしたり、切って袋詰めしたりと、本当に身も蓋もない、肉体労働です。

 こうして育てられた子供の感想は、当然のことですがこの家は辛く嫌なことが多かったが、親には感謝しているという内容。昔風の、厳しいお父さん像です。子供にとって、朝五時からの肉体労働を「快適で幸せな家庭の営みの一つ」と思えるはずもありません。逆らうことの出来ないお父さんが、やれというのでやってきたんです。

 しかし、子供は立派に成人して、ほとんど嫁いで、7人のうち過半数の4人は島に残って仕事しています。子供の職業は、うどん店の経営(要は継いだということ)、教員、漁師、会社員、専業主婦などまちまちです。

 私のこの番組を観ての結論としては、

・朝五時起きのうどんづくりを子供にさせても教育効果は低いがそう悪くはない
・事業として地方でうどんを作りネットで売ることの有効性はまだある
・オヤジは働き過ぎがたたって病気になり、晩年は酒ばかり飲む残念さ
・厳しく育てた子供達は法要などの慣習を神聖なものとして大切に扱う

 うどんを朝五時から作る仕事をしてきた子供たちが、たとえばIT企業の社長になって大金持化したり、医者か弁護士になるなど、そのたぐいまれな忍耐力から資格を取って一念発起したりすれば話は面白かったんですが、そうはなりませんでした。

 それに、子育てやうどん作りに精魂を傾けたこのガチンコオヤジさんが、娘が次々と島を去って行くあたりから、涙もろくなり体調を崩して(糖尿病)、酒を飲むようになる様は、何とも寂しく、遺憾です。

 この男性は平均寿命を十年以上残し、61歳の若さでなくなりました。

 教員になった末子が、島への船便を1便逃して一周忌に遅れたことを、他の兄弟や親族がかなり本気で叱っていたのにはびびりました。もう社会人になって仕事している末子が泣くほど叱る…

パン屋のオヤジのぼやき

資本主義のイデオロギーにおける人口減少がもたらすもの。これは一言でいうと夢と希望の喪失です。

 資本主義は市場の創造こそが富の源泉です。市場はものなりサービスを買ってくれる人のかたまりのことです。

 人口減少時代では、その市場が縮小するので、資本主義は富を生み出すことが出来なくなります。となれば、その仕組みの中で働く人も投資する人も、夢や希望を持てなくなってしまいます。

 「ワクワク」だの、「1億総活用」だの、いくら詩や念仏を唱えたところで、もはや子育て育児中の給与所得者の預貯金残高が増えるはずもありません。

 資本主義の社会の中で会社を経営したり子育て育児に取り組むことにより、限界にぶち当たることが多くなりました。わたしがここ十年以上やってきて分かったのは、本当にシンプルなことです。

 人が減るから庶民は貧しくなる一方だということです。

 こうした厳しさに直面せず、衝撃を緩和する方策はいくらでも用意されています。その最たるものが、皮肉なことに、結婚しない、子供を産まない、都市の実家で親の援助を得ながら暮らすということです。

 では、結婚して子供を持ってしまったら。公務員や大企業にも属さずに、地方で親の援助にも頼れない状況に陥ったらどうするか?

 私はあきらめた方がいいと思います。日本には幸い憲法があって、健康で文化的な最低限度の生活を国は国民に対し保障する約束ですから、そうした生活が出来ないと感じる国民は生活保護なり、何らかの権利の訴えを行政にしていくことが必要です。

 注意しなければならないのは、どさくさにまぎれて憲法を変えようという宣伝を盛んに最近、国はするようになりました。結局国にも金がないのです。高齢者が増えすぎて、自分の都合しか考えない圧力団体のロビー活動の成果で、国の社会保障財源は急激なスピードで枯渇しつつあります。

 憲法が変わったら、生活がツラいからといって、国に金やサービスを要求することは間違いなく難しくなります。いまのうちなんですよ。

 特に健康な若い都市の給与所得者は日本のシルバーデモクラシーの弊害をもっともしょっぱく食らってしまっていますね。もはや絶対に支えることは不可能な地方だとか、年寄りばっかりに金をもっていかれてしまってます。

 Sealsとかもピントが外れた活動をしないで、もっと都市の学生なり都市のシングルマザーが金がない、生活…

アマゾンプライムビデオ(で私が勝手に選んだ)今年のベスト作品は映画『愛と誠』

毎日新聞かの報道によると、二十歳前後の若者のおよそ2割は、もはやセックスに関心すらないという。

従来恋愛やセックスによって満たされていた欲求が、他のいろいろなこと(主にインターネット、アダルトビデオなど)により、かつてなく高品質かつ安価に満たされるようになったのが原因。

こうなると、結婚して男性は山へ芝刈りに行き、女性は川で洗濯しつつ太郎を育てるといった高度経済成長期の家族像はとうてい受け入れがたい「懲役刑」にしか見えず、婚姻件数は下がる一方だろう。

こういう時代にあって、この映画、愛と誠は、現代では単なるお笑いミュージカルエンタテイメント作品としか成立し得ない。

じつはこの映画の原作愛と誠は、本来シリアスな純愛ものである。何回か映画化され、結構シリアスで恋愛巨編みたいな感じで昭和の時代から愛されてきた。

ところが、平成も三十年経とうという今日、もはやシリアスな純愛もの、というのが成り立たない。何しろ、スマホを指でなぞれば、何でもかんでも手に入ってそこそこ満たされてしまうデジタルネイティブしかいないんだから。

したがってこの映画におけるあいのとらえ方は、人を本気で愛すなんてことは、もはや滑稽でバカげた、もっぱら他人の嘲笑を買うだけの狂った行為であり、不条理演劇のネタにしかならないとでも言わんばかりだ。

とにかく、そう考えると、この映画のあらゆるシーンが最高に笑える。何という馬鹿な、お馬鹿な映画が出来ちまったんだろう! ここまでして、現代人の愛の不毛、コスパの悪さゆえの悪評判をあげつらい、コケにするとは。

ユネスコも真っ青の絶滅危惧種がこの映画で多数確認することが出来る。

ヤンキーお嬢様ガリ勉くん こうしためずらしい生き物たちがこの映画では踊り歌い、ときにボケ、ほとんど素でツッコむ。

私は個人的に、パパイヤ鈴木の振り付けと小林武史の楽曲がツボった。昭和の名曲を現代風にアレンジしてあり、すばらしい。曲自体どれもすばらしい。

高校時代に日生劇場に足繁く通ったオペラ座の怪人を主演していた市村正親。この映画ではどこかずれているお金持ちの旦那の役である。老いを感じさせることなく元気いっぱいコミカルに踊るのを眺めれば最高に愉快な気持ちに。

危うくコレクターズDVDを買いそうになってしまうほどだが、とりあえずプライムビデオで何度も気に入った曲だけ見てる。これで飽きるのを待つばかりな…

国(私立幼稚園等就園奨励費補助金)と都・市(私立幼稚園等園児保護者補助金)および女性の賃金差別について

わが国では、というか、東京都小金井市では、子供が3歳~5歳で、私立幼稚園に通っている場合、表題のような二種類の補助金が申請によりもらえる。
 ざっくり言うと、もっとももらえる世帯(所得が少ない世帯)では、実際にかかった入園金と保育料の65パーセント程度になろうか。
 しかし実際に子供の養育にかかる金が、入園金と保育料だけで済むはずもなく、家計が負担するこの年齢の子供を育てるのにかかる費用はおよそ年間60万程度かかる。
 児童手当を合わせても、子育て支援の金はあまりにも少なく、とりわけシングルマザーの家計には厳しさが際立ってくる。
 なぜなら、日本では、同世代でくらべると、女性は男性の半分しか稼げないからだ(給与における女性差別が民間企業で定着しているため)。
 こういう国にもかかわらず、やれ少子化大臣を置いたり、女性活躍を政府がうたってみたりしたところで、まさしく絵に描いた餅だろう。本当に、これ以上絵に描いた餅という言葉がふさわしい事例は、探すのが難しいほどである。
 シングルマザーへの冷遇、女性の賃金差別を放置したままの政府に対して、「それじゃダメだ」と声を大にして働きかけないといけないと思う。
 興味深いのは、このような状況を放置して、女性の貧困をいわば追認する勢力の中に、同じ女性が含まれている蓋然性があるという点だ。見事に専業主婦の座を射止め、ATMと化した夫の収入で地域で主婦をしている層のほとんどは、たぶん「無関心」という形で、この国の犯罪的無作為に荷担していることになる。
 私は知らない、興味ない、気がつかなかったという知的貧困は、私に言わせると憲法の理念に背く、前近代的後退文明人の態度に他ならない。

★なお、困窮世帯やシングルマザーなら、自治体の保育園に入れられれば入園金も保育料もかからないので上記のような経済的な厳しさは幾分緩和される点は知っておいて欲しい。しかしそうはいっても、教育の機会の平等という観点から、幼稚園に入れるのに金がかかりすぎるのは許されるべきではない。シングルマザーは子供を保育園に入れて働けばいいだろう、ということにはならない。
★参考 イケダハヤト「まだ東京で消耗してるの?」「ひとり親を救え!プロジェクト」に賛同しました。

様々な論点が色あせる宇宙の話

何でもハッブル宇宙望遠鏡のおかげで、この宇宙はビッグバンから137億年経っていることがわかった。

137億というと、途方もない歳月という気がしてくるが、一分一秒は体感できる。すると、この体感できる単位の「時間」の集積の結果には、必ず137億年というのは存在しうる。

となると137億年というのは、フィクションだとか絵空事ではなくして、現実である。どうだろう、ここで137億が突然迫力を持って迫って来やしないか?

この大迫力の前にあっては、やれ安保だの、景気だの、右翼左翼、これもはやどうでもよいし、況んやなにかにこだわって、ああだこうだ騒ぐにいたっては、まったくもって理解不能になる。

ところで、この宇宙は、どんどん膨張している、ことも分かった。星々の数は気が遠くなるほどの数があり、それぞれ寿命がある。もちろん地球にも寿命がある。

私たち人類に寿命があるように、地球にも寿命がある。

いきなり卑近な例になるが、物事を続けられず、飽きやすい私には、こうした諸行無常の科学説法はダメだ。

私がなにかに取り組むためには、対象に新奇性がなければならないが、加齢とともに新奇性のある対象物は減ってしまう。

それどころか、新奇性自体の有効性を、諸行無常の宇宙の話が打ち消してしまう。なぜなら、広大な宇宙のスパンで考えると、この毎日の私たちのくらしなど、瞬間的なできごとであり、他の星の住民から気がつかれることすらなく終わってしまいかねない。なかったことになる(全宇宙に散らばる膨大な数の星ひとつひとつについて生命の存在の有無を確認することは現在の科学では出来ないから)。

こうした状況の中で、日常を丁寧に営むエネルギーはどこから得られるか。エネルギーの源は、私の場合、家族である。

家族は結婚により生まれる。

結婚情報誌ゼクシィ12月号に掲載

本業の婚礼印刷で、10/23発売のゼクシィになんと15年ぶりくらいに掲載。発売の前日に届いたゼクシィの、その重さ、大量の別冊。驚いた。

彼用の本とか、家計や保険のFPものとかいろいろついている。

ほとんど、95パーセントくらいは、結婚式・結婚披露宴会場の場所の情報(ホテル、専用式場、邸宅式など)。

そして、ごく薄い、地球にたとえると地表くらいしかないほどの薄さ(もちろん式場はマントル)で、ペーパーアイテムのページが。

ゼクシィに広告を出すのは、私としては原点回帰という意味もある。なぜならこのビジネスが、ゼクシィへの掲載から15年前にスタートしたから。

しかし、時代は大きく変わってしまった。紙媒体の持つ力。婚礼市場の縮小。スマホの普及。若者の貧困化。

帰ろうにも、原点と呼べるような場は、日本にはほとんどなくなってしまった。

その証拠に、発売日をまたいで、ウェブサイトアクセス数、資料請求数いずれも、むしろ微減であった。15年前は、ゼクシィが出た日以降、資料請求が殺到して、何百という商品サンプルを発送できたのに。

私は2004年にファイナンシャルプランナーになった。したがって、物事は常に、FP的に節約や長期的に持続できる家計のサポートを是としている。今号のゼクシィにはカップルのための家計や保険のガイド本がついていたので見てみた。

すると、保険の見直し前とあとでは、あとのほうが月額保険料は上がっている。毎月、3万円近い保険料になっている。

子どももいない若者に、そんな保険などまったく不要で、月々数千円の掛け捨てに子供が小さいうちは入っておけばよろしい。もちろん特約は一切不要だ。

30代の頃は、「考え方によるが」などと日和っていたが、40代になると、そうやって日和ったところで私に何の益もないことがよく分かった。

保険の見直しショップを何店舗も展開しているゼクシィにすれば、当然、保険を見直して保険料を増額してもらわないことには意味がない。

しかし私は見直しショップや保険とは一切縁がないので、保険は不要、掛け捨てで最低限でヨシ!とさわやかに言い切ってしまえる。

逝かないで!スイッチングまいっちんぐマチコ先生!

10月14日の夜からおとおとい朝にかけて、ネットが落ちてしまった。

会社にも所属しておらず、ネットワーク機器は全部アマゾンとかで安く買って自分でネットワークを組んでいるため、ネットが落ちると、何時だろうが、何してようが、疲れていようが風邪引いていようが、最優先で修復に取りかからなければならない。ネットが復旧しないと、会社も家族も、ネットから孤立=社会から孤立することになっちまう。

はじまりは、こう。私のwindows8PCが、アドビの激重ソフトPhotoshop light roomを立ち上げたらたちまち不具合を起こし、ネットワーク上のプリンタにデータを飛ばせなくなるという事象からスタート。自分の端末だけの問題だから、再起動したりネットワークのプロパティを確認すれば治るはずだった。

ipconfigみると、いつもと違ってPC自体は問題ない。しばらくすると隣の席の社員が「ネットがつながらない」。慌ててその端末でpingを飛ばしたら、どこにも行かない。自席に戻って同じようにブロバンルーターにping飛ばしても同じでダメ。ping で、ルーターのアドレスからRequest time outが戻ってくるときの重い気分といったらない。ヤバい、これは。

しかし、こうした事態はじつは2011年の秋に経験済みだ。ズバリ、ブロバンルーターと各部屋をつなぐ有線ネットワークのおおもとのスイッチングハブが逝っちゃっているにちがいない。

PCを直接ブロバンルーターにつないだら大丈夫だったので、確かめられた。ハブが今回も逝ったのである。しかし4年で逝くかね。まあ16ポートハブ、4000円くらいで買ったのを使い続けたからかなあ。消耗品だな。

慌てて近くのコジマビックカメラにいって、16ポートハブ買おうとしたら、売り場にない。多くて8ポート。えーって感じ。まあ西東京の郊外で、16ポートハブ置いても売れないんだろうな。

仕方なく5ポートハブ買ってその日は凌ぎ、16ポートはアマゾンでポチッと。また今回も安かったが1万円は超えた。こりもせず、今回逝った同じメーカーの、ギガビット対応タイプのスイッチングハブ。今度は壊れませんように。

ちなみに同じタイミングで、ある部屋で使っていた無線アクセスポイントも逝った。さらに、Gmailも障害があったらしく、gmailのお客様からメールが戻ってきていた事象も重なり…

日本は資本主義の植民地

小学六年生の娘の歴史の勉強に付き合う。「植民地」って何?という。 そこで調べたら、

そこに住んでいない外国人の都合に合わせなければならず、自由や人権はない自分の大事なものを奪われる仕事を死ぬほどさせられ、報酬はなし アレー、これ、日本の普通の会社じゃん。
20世紀というのは、戦争の世紀と言われているが、欧米列強は植民地のぶんどりあいだった。まことに見苦しく、目を被うばかりの歴史である。

娘が重ねて問うた。「人道主義の見地から、各地で独立運動が起こった、という、人道主義ってなに?」

人道主義というのは、人間への愛、他人を尊重すること、そういうようなこと。植民地では、現地の人たちは、およそ人間としては扱われず、もっぱら「もの」「動物」のように扱われた。

最近、一部の人間が、過去に日本がバカげた植民地ぶんどり合戦に参戦したことを妙な屁理屈で美化してたりするが、見苦しいことこの上ない。結局自分があたたな愛情や尊敬に恵まれないから、非人道的な歴史を好むんだろうとつくづく思ってしまう。そういう人間は黙ってモテ講座とか、料理教室、婚活イベントに通って自分を美化した方がよほど現実の幸せに近いと思うが?

今日、国際条約などで、他国を植民地にしたり、そういう目的で戦争をすることは禁止されている。あたりまえだ。もしそうじゃなければ人類は百年経って一ミリも進歩していないことになる。

ところで、私は大学を出たあと就職したものの子供や妻の都合を優先するために、あっさり会社を辞めて自分で事業を興した。なぜなら、日本の企業で働くというのは、個人にとってはほとんど、企業(資本主義)による個人生活の植民地化に他ならない、ということが分かっていたから。

冒頭にあげた植民地の要件をもう一度読んでみて欲しい。会社の都合に合わせ、転勤させられたり、相変わらず横行するサービス残業は企業による個人の生命時間の窃盗であり、「やりがい」とか「大義名分」など意味不明の実体のないなにかで死ぬほど仕事させられて定年後はうつ病か、妻なしでは生きていけない事態になる。

これは、個人の精神が企業資本主義に植民地化されていると言うにふさわしい。

ドイツやオランダなど、午後五時に強制的に仕事が終わって、必ず夕食を家で取るというのが徹底している国は、たぶん罰則付きの法律が整備されているからである。

日本も、経営者に懲役刑や罰金刑が…

パン屋経営者の私が好きなパン

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私が好きなパンは、

あんこクロワッサンバターサンドプレッツェルパルメザンチーズブレッド の三つ。

共通点があります。

塩食感 ちょっとしょっぱくて、噛むと、予想をいい意味で裏切る感じ。「うーん、こう来るか」的な。

皆さんもうちで好きなパンを見つけてくださいね。


今日の無駄遣い

本当に心に刺さる曲と、あと何曲で会えるのだろう?

みうらじゅんと安西肇がやっているBSの某番組で、私の好きな映画『オペラ座の怪人』の次のシーンが。

クリスティーヌがファントムの棲むオペラ座地下の湖にやってきて、ふたりが恍惚と歌う印象的なシーン。

ここで番組ではクイズが出される。「安西さん。ふたりはキスするでしょうか?」

安西「しないでしょう、だってお面が邪魔で」

みうら「お面てあなた。仮面て言ってくださいよ。ひょっとこじゃないんだから」

怪人は、もうろうとしたクリスティーヌを赤いベルベット地のソファーに導く。

「事務所のソファーにこれねかしたらあとはもうやるしかないでしょう」

「事務所なんですか?」

深夜に隠れ喰っていたラーメン(「辛そうで辛くない、少し辛いラー油入り」)を吹いたわー。

それで、明後日月曜日に、待ちに待った、年にたぶん四回くらいしかやらない「完成!ドリームハウス」やるのを発見してめっちゃうれしい。さっそくHDDの空き容量を確保するため、古い動画を削除中、NHK BSプレミアでちょっと前にやっていた井浦新アジアハイウェイを行くのサウンドトラックがすばらしすぎて、絶対に買わないといけないと思っていたのを思い出した。

冒頭の一文に戻ってください。「本当に心に刺さる曲と、あと何曲出会えるだろう?」

で、が違ってましたね。

まあそれで、Akimuseの歌と、すばらしいこの作曲家、安田さんのアルバム「アジアに吹く風」1500円をiTune Music storeで買いましたとさ。

小さい太鼓を叩きたい。

↓iTune music storeだと1500円。




田舎移住したい人はこの映画

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イケダハヤト氏のブログをいつも読んでいます。いわゆる「逆張り」思想のブログです。

逆張りというのは、みんなと反対の道を行くということで、その戦略の効果は、読んでいる人をひととき日常から解放してくれる、癒やしのエスケープが出来ることでしょう。

彼は東京の大学を卒業後IT企業に勤めましたがやめて、高知の田舎に引っ越してしまいました。そして、大企業思考を捨て、限界集落に居を構えることのメリットや、暮らしの気付きを、毎日ブログにアップしています。




それにしても気になるのは、妻子もいるのになにで収入を得ているか、ですが、なんと驚くべきことにブログです。ブログやセミナー、有料オンラインセミナーなどで、毎月100万円以上の収入になるというのです。

逆張りブロガーは数多くいます。ブログを書いている人は、ごまんといるのに、なぜ彼だけが、それで食えるほどになるのか。

敷居が低くて誰でも地方移住でブログで食って行けそうな雰囲気を醸し出している彼のブログですが、じつは相当に凝った芸だと思います。面白くて、毎日気になるからです。つまり、魅力的です。

魅力的なブログを、毎日毎日(彼は6000本以上書いたといっている)書き続けられるのは本当に少数の人に限られます。

実際にもし彼に憧れて、文才のない人がブログで食うつもりで移住したら、映画『祖谷物語』に出てくる青年のような事態にたちまち陥ることでしょう。


1年で何万円もおトク?消費税課税事業者届出書とは?

売上高1千万を超えていない法人代表者の皆さんに耳寄り情報です。


私の法人は、以前売上高1千間を超えたことがあるものの、ここ数期は売上がぱっとせず、ずっと納税義務を免除されていました。

「え?あなた消費税払っていないの?」って思った人のために簡単に消費税の仕組みを。まず、もちろん私は日々の取引において、消費税を払っています。しかし、払う先は、いったんは財の譲渡を行い対価を受け取る法人です。その法人が、受け取った消費税から支払った消費税を差し引いて、まとめて国に納付することになっています(それがマイナスの場合、還付となる)。

「消費税課税事業者届出書」

この書類は、本来は免税事業者が、ある期に多額の投資を見込むときに、その期が始まる前日までにぺろっと税務署に提出することで、消費税の本則課税事業者になれます。

本則課税事業者であれば、払った消費税額が、受け取った消費税額よりも多ければ、その差を税務署から還付してもらえます。

投資額が大きく、売上が少なければ、いったいいくらになるのか想像もつきませんが、とにかくそれが合法的に返してもらえるわけです。

ところがもし、書類を出さなければ、本来戻ってくるものが戻ってきませんので、合法的に大損ぶっこくことに。

もちろん、法人は青色申告とかいろいろ消費税の申告とか、要件は個人が家計簿をつけたり確定申告するのとでは段違いの難易度ですが、これから消費税がどんどん上がることが見込まれるので、知っておいた方がいいでしょう。

もっとも、段違いの難易度はさくっと会計ソフト買っちゃうとあっさり超えられます。あとは私のように税務署の電話番号を暗記するくらいに国税庁に質問してください。何の資格もなくてもこれで何とかなります。

結婚の効用について

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結婚の効用、三つあります。ちなみに私はあと3年で結婚して20年になろうとする既婚男性です。

ひとつ 地位の安定

地位は安定します。波間に浮かんでいるとすれば、なにかにつかまっていた方が安定します。結婚も、それにたとえられるでしょう。人生という波間を漂う自分を支える、もやいのようなものに。

ふたつ 金と手間の集中緩和

生きているだけでお金がかかります。お金がなければ手間をかけるしかありません。特に、身の回りのこと、家事や掃除、毎日の食事など。これを配偶者とシェアすれば、集中が緩和されて生きるのが楽になります(ただしそういう配偶者を選ぶことが大前提だが)。

みっつ 安らかな死へ

要はあきらめがつくということです。自分の欲望より家族の持続可能性を考えざるを得ません。そして、結局自分の欲望など、資本主義の動機に彩られたどぎつい広告に洗脳されただけだったりして、叶えられても虚しさが結局つのることが多い。結婚すれば自分の欲望は二の次三の次。無私無欲に生きるなかで、広告は自然にシャットアウトされていきます。

すると物事に執着しないで済むようになるでしょう。安らかに生きられます。人間はすべて、死ぬべき病にかかって生まれます(最後は死にます)。ですから安らかに生きるということは安らかな死への道程をととのえるという意味でもあるのです。ひとりで死ぬより、家族との関係を残して死んでいく。言い換えると、ひとりで生きるより、家族との関係のなかで生きる。人間が社会的動物である以上、これほどの安らぎがほかにあるでしょうか?

結婚には但し書きがある

まともな配偶者を選ばないと、これらの目的は果たせません。DVなどが話題になりますが、結局DVの動機は自分が小さい頃に親にそうされたことに由来することが多いと思います。なぜなら人は、規範(生き方や態度のOS) を親から学び取るからです。

思わぬ係累からの相続があり、小金が入ることがある、ということも見逃せません。小金井市に住んでいることとは関係ありませんが。

結婚しなくても代替手段がある

結婚三つの効用を述べましたが、三つとも、結婚なしで代替できるのもまた現代です。地位は、必死に勉強して公務員や難関の専門職に就けばいいでしょう。

金や手間の問題は、働いたり、家事の外部化があります。

安らかな死云々も、たとえば地域のボランティアに参加したり、サードプレイス を見つけ…

ネット書店の話

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Amazon kindleをはじめとして今はほとんどの書籍をデジタルデータで読むことが出来ます。本を書店ではなく、ネットで買う時代です。

 私は以前、出版社で、あまたやってくるオンライン書店の渉外担当者の対応をしていました。通常出版社は、取次(本の問屋)に定価の70パーセント前後の卸値で商品(紙媒体)を販売します。
 そして、電子書籍(主にE-PUB形式)は、50パーセントから70パーセント程度で販売する。20パーセントの差があるのは、直接書店にデータを卸す場合と、あいだに仲介会社(取次)が入る場合の差です。もちろん、あいだに取次を入れれば、料率は低くなります。
 出版社は、紙で出したコンテンツを、データ販売すると、定価の半分にしかならない。
 これどういうことでしょうか? なんで? なんでそれだけにしかならないの? 出版社時代の私の感想はこれです。今でも変わらないと思います。ネットで売るのに、誰がいったいそんなに持っていっちまうんかいなと。
 おまけに不条理に輪をかけるのが、通常同じタイトルのコンテンツでも、紙媒体と電子データでは、最終的な販売価格が、デジタルの方が安いということです。
 つまり、紙とくらべると、電子データはだいぶ薄商いです。ほんの1割くらいしか売れないですから。
 今日はこういうぼやきのような話になってしまい。オチもありません。今はそういうふうにコンテンツが取引されているということです。
 ところで、まったく誰にも見向きもされないコンテンツのことを、ちまたでは「オワコン」というそうです。大多数が信奉してきた巨大なイデオロギーも、あっさり「オワコン」化したなどといわれます。
 私は村上春樹とか、非常にお金を出してでも読みたいと思う本のほとんどが、なぜかkindle版がないということに早くから気づいていますが、出版社としては、売れ筋のここぞという著者の作品は、大して儲からないデジタルで出すわけがない。これ最後の出版社の、悪あがきにしかみえません。出版で食ってきた人間としては、本心からはいうことは出来ないですが。


自閉症スペクトラム障害(高機能自閉症)はネット中毒に注意

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娘がアスペルガーです。私もその気があるにはあります、たとえば一対一だと人と話が出来ますが、三人いると話には入れません。


今年初め、絵を描くのが好きな娘にノートパソコンとペンタブレット、それにコミックソフトをインストールして貸し与えました。そうしたら、ネット(Youtube)にはまり、絵を描くには描きますが少なく、もっぱら動画を見るばかり。ゲーム中継とか見ているようです。

そのうち止めろといってもキレたり、夜遅くまで見たり、朝起きられなくなったりと、微妙な感じになってきました。これって引きこもりになるんじゃないか?

そこで、全部取り上げました。泣いて抵抗しましたが、温かいココアとバナナをあげて、慰めて、寝てもらいました。明日以降どうなっているか。

ちなみに、アスペルガーは猫好きです。うちも猫を飼っています。パソコン撤収されて落ち込む娘に、飼い猫を触らせたのもまあ、ちょっとはよかったかもしれません。


特定のパンがよく売れる件

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パレートの法則って知ってますよね。8:2の法則。


 たとえば、もうけの8割は社員の2割が稼ぎ出す。富の9割は、トップ1割の人たちで占有されている。私が経営している会社のベーカリーカフェ部門の売上の8割は、2割のパンで占められる。たとえば10種類あるとしたら、特定の2種類が、売上の8割を占めるという意味です。ちなみにそのパンは、あんこクロワッサンとハニークロワッサンですかね。今はそうですが、これからどうなるかは分かりません。あと8割とまでは行かないかもしれません。5割くらいかも。


 今日はその2割グループに入れない、かわいそうなラズベリーデニッシュちゃんのSPポスター作りました。アイシングっていうのは、私は知らなかったのですが、デニッシュの上に乗っている白いシュガーのタレのことです。タレという表現は適切かどうかは自信がありませんし、妻からは止めて欲しいといわれているんですが((・・;))。
 ラズベリーデニッシュ、アイシングを載せる前は、もっぱら甘いだけという感じでした。しかし、アイシング、このレモン味の当店オリジナルのアイシングを載せてみるとまるで別の食べ物かというほどにおいしい。
 なのに、売れないのは、この白いアイシングが甘いに決まっているという風に皆さん思ってらっしゃるからだと。
 そこでこのポスターです。
 ぜひ、皆さんもこのラズベリーデニッシュ、ご賞味いただければ!


削除したアカウントのデータは簡単にみつけられるぞ

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Windows8で削除したアカウントのデータはどこにあるのか?
私、てっきりアカウントを削除するとデータも全部消えると思ってました。

ちがいます。ちゃんと残っています。

きょう、数ヶ月前に削除したアカウントのPicturesフォルダに、非常に重要な写真が保存してあったのを思い出し、取り戻さねば!と。

でももうアカウントもないし、削除済みだと思ってわざわざ、データ復旧ソフトなど使って数時間かけて復旧を試みていたんです。復旧は、まああっさり出来ました(時間がかかったが)。

ところで、その復旧ソフトによると、その写真の保存場所はCドライブのユーザーの削除アカウント名フォルダのなかのPicturesフォルダを指しています。

へーそんなディレクトリ、まだ残ってるんだろうか? 確かめてみようと思い、管理者権限のあるユーザーとして、エクスプローラーでその場所をたどって行くと、あるではありませんか、Picturesフォルダ!

震える手でクリックすると....!

「このフォルダーにアクセスする許可がありません」というアラートが出ます。ガーン!やっぱり。

しかしここで冷静になり、アラートのこの文言の下に小さく、「続行をクリックすると、このフォルダーへの永続的なアクセスを取得します。」と書いてあるのを見つけました。

下に「続行」ボタンがあります。さっそく続行。するとなんとあっさり、フォルダが開き、なかには失ったアカウントの時代に撮影したデータがきちんとあるではありませんか。

めっちゃ時間がかかってしまいましたが、勝手な思い込みで失ったと思っていたデータがさくっと見つかって、本当によかったです。

ちなみに、この作業の最中に、某外付けHDDの故障が判明。新しくアマゾンで以下のハードディスクをポチッと。ちなみにこれ、三個目。


わたしの私見ですが、コンセントで電源を指す必要がある外付けハードディスクって、結構壊れるなと思います。それよりか、今回買ったようなポータブルタイプのほうが丈夫。

三鷹の三谷通りにある無人書店に行ってきた!

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驚くべき書店を見つけました!


なんと、無人の古書店です。普通に地味な商店街。看板もなければ店名もありません。ウェブサイトももちろんありません。ただ道沿いに突然、間口4畳半ほどの空間が、ガラス張りのエントランスからのぞけるようになっています。

ガラスの引き戸を開けて中に入ると、店内には6竿の本棚。天井まである本格的な本棚。床は打ち放しのコンクリート、壁の一つに、店の支払い方法についてのルールをかわいいイラストとともに描いたフレンドリーなポスターが。

ポスターによると、本に書いてある金額分のお金を、店内にあるガチャガチャに入れます。するとレジ袋の入ったカプセルが出てくるので、その袋に入れて持ち帰るのです。

20分くらい、夢中で本を眺めました。

なんということでしょう! 私のここ10年くらいの読書遍歴と、じつによく一致するんです!

私が何を読むのが好きか、具体的には、ベストからいうと、

社会学や哲学デザインやカフェ建築もの子育てやライフハック婚礼関係の実用書セラピー、男女関係 この手のジャンルの本がたくさんありました。それで、私が一切読まない歴史書、詩歌、文学などほとんどありません。

これだけの狭いところに、よくまあ私の好みの本ばかり集めたなと、ブツブツひとりで言っていると、外を通る地元の人でしょうか、「人が入ってるよ」と私のことを言っているのが聞こえてきました。まるでこれでは動物園の檻の中の動物のようではありませんか。

グーグルで「三鷹 無人書店」とかでググるといくつか記事やレポート、店主のインタビューなどが出てきます。

街の本屋がどんどんつぶれるなかで、こういう半公共的なスペースがあるというのは、じつにすばらしいと思います。

店内はきれいに清掃され、しかも24時間営業しているそうです。店主の性善説に乾杯。


映画『祖谷物語』でわかった地方移住の盲点3連発

この映画、四国の山奥に実在する、急な山肌にこびりつくようにしてある限界集落でロケして撮られてます。

映画で分かるのは、地方暮らしの3つの絶望的リアリズムです。これ、地方にロマンを抱く人の必ず盲点ですから、ここでしっかり確認しておきましょう。

インフラが脆弱で持続可能性無し交通便悪く雑貨・食料品が都会より割高仕事の選択肢が限られすぎ つまり肉体労働(工場や1次産業)、感情労働(介護)に限られ、都会以上に過酷で、しかも倦みやすい。いくら自然がすばらしくても、メシ代もインフラ維持費も高止まりする一方で仕事がこれじゃ、単に暮らしにくいだけじゃん。

とにかく、公共のサービスを受けるためには猛烈な山道を歩かないとバス停(それも1日に数本)に行き着かない。映画では、水汲みを手動で、近くの沢から汲んでいたが、実際は上下水道が通っているらしいんです。しかし、これだけの過疎だと、そうしたインフラの維持費はこれからの数年間で莫大なものになりそうです。

今は、地方自治体の役場が「おいでおいで」と移住を盛んに奨め、家賃などいろいろ安くしてくれるみたいですが、10年後、20年後はどうなんでしょうか? 今、多少家賃が安いだの、野菜がタダでもらえる(夏に限る)とかいったところで、これから人口が減ることで、土木インフラの維持更新にかかる費用は負担しきれないことは明かです。

映画の最後では、山奥の主人公の暮らす古い家が、雪の重みで倒壊していきます。これまさに象徴してますよね。年とって雪下ろせなくなって、あとは家で凍死か圧死な最期。まさにリアルです。

その頃はもう、移住を奨めた自治体の役場の人もめでたく退職して年金暮らし、都会のタワマンあたりに引っ越してしまっているに違いありません。

いいですか皆さん、もう地方には、将来性はないんです。私たちは都会に凝集して、機械の一部みたいになって、陳腐な人生を「健康的に」過ごす以外にないんです。選択肢はもうない、はい、消えたー!そんな気分にさせられる映画です。

ノスタルジックに、イケダハヤトあたりが地方移住をさかんにうったえていますが、あなたはイケダハヤトと同じように早稲田大の政経とか卒業したんでしょうか? 文章を毎日何本もかくことができるんですか? しかも人が読みたいと思う面白くてキャッチーな文章を?

本音のところ、「アフィリエイトの設定をブログに施すのもおっくう…

絶対うまいアイスを見分ける4つの魔法

アイスには4種類あります。私はバニラアイスが大好きなので、なるべくミルク感が味わえるものを買いたいんです。

それで、弟が教えてくた、アイスを見分ける4つのキーワードを皆さんに大公開しちゃいますゾ!!
アイスクリームアイスミルクラクトアイス氷菓 これ、上から順に、乳成分(乳脂肪分や乳固形分)の量の多さを示すんですね。ですから、アイスクリームと書いてあるものを選べば、一番おいしいアイスが買えるという次第です。

ちなみに、すべてのアイスクリームの外装に「種類別」という項目があって、必ず上記のどれか、書いてあるんですよ。

え? 「4つも覚えられない」って?

大丈夫! アイスクリームと書いてあるものは、非常に少ないです。ほとんどがラクトアイスです。アイスクリームは、ハーゲンダッツのバニラに書いてあります(別にこれをお勧めしているわけではないですが)。

ラクトアイスや、氷菓は、植物性油脂やブドウ果糖液糖など、長期にわたって大量に食べ続ければ何か身体に悪いそうなものがいっぱい入っている感じですから私は避けています。

では復習、アイスは「アイスクリーム」と書いてあるものを選べば、バニラアイス好きのあなたなら間違いありません!

ところで私が一番大好きなのは、雪見だいふくですが、アイスミルクでした。

ドキュメント72hours

NHKのドキュメント72時間が大好きです。これは面白い。いや、日頃人とあまり接触せずPCばかり見て仕事している私にとって、生の人を見るだけでもたいへん刺激的です。

この番組は、ディレクターが毎回決まった場所で72時間、ひたすら一般人を取材し続けるというものです。その人の人生、何でその場所に来たのか、家族はいるのか、どんな仕事をしているのか、プライバシーを根掘り葉掘り開陳していきます

気になったのは、このあいだ見た郊外のファミリーレストランの放送回。

グランドゴルフとかいうゴルフのサークル帰りの高齢の女性たちが楽しそうに歓談していました。訊くと、彼女たちは地元の友人知人で、もともと農家を営んでいたが、不動産業に転業して、今は家賃収入で悠々自適の毎日だとか。「生きてきて良かった」と笑っています。

田舎のばあさん、農家やめて不動産業、「生きてて良かった」と平日のファミレスで。

今これだけ世代間格差だの、年金不安だの、若者の貧困だのがいわれている中で、これは非常に注目すべき証言です。

皆さんは、新聞などでいわれているこれらの論点をもちろん興味ないでしょうが、こうした番組を見ると刺さってきませんかね?

すべり台のような社会

私見ですが、同じ仕事を何年もやっていると、プレイングマネージャー(現場仕事と管理の両方を手がけること)では必ず効率が落ちてくるものです。

簡単なことができない、ましてや、ちょっと複雑な面倒なことになるとても付けられない。

最近、ゴミ屋敷を片付ける便利屋さんのドキュメンタリーを見ていて、ゴミ屋敷の主は心に問題を抱えているか、または単に片付ける習慣がないことが分かりました。

人間は誰しも歳を取りますし、理由もなくしょんぼりすることもあります。秋の長雨は特に私をそうさせます。いやですよね。何年もやっている同じことの繰り返しにきょう、いま取り組むのが、いっそう困難になる時節柄です。

そこで、このように仕事のほとんどが同じことの繰り返しだと、ビシ、ビシッとケツを叩いてくれる「権力」が必要になってきます。官僚制度というのは、18世紀に出てきました。ずばり、私にも官僚組織が必要です。

私は十年以上前に自由を求めて、そして自分の能力を信じて独立して会社をはじめましたが、今切実に求めているのは、私のやる気に火を付けてくれる上司であり、会社の組織なのです。

仕事に集中できる環境も必要。自宅=職場だと、子供などが常に干渉してきます。

もちろん子供の顔を四六時中見られることは、人にとって普遍的な幸せであることは言を待ちません。

しかし、仕事の納期が迫っているときは、仕事に集中したい、というのもまた真理です。こうしたジレンマから人を解放するのが、官僚組織(会社勤めの制度)でした。

自宅には、子の世話をする母親を専従者として配置し、自分は電車に乗って都心の職場に出かける。それぞれ役割を決めてやるから、両方をやるよりは効率もいいし、何より楽です。もちろん、給与所得者の収入が減り続けている日本では、これは今やほとんどの家庭で成り立たなくなっていますが。

老いるばかりの人間に、倦んだ仕事をやらせる装置=官僚機構(会社)は陳腐化して機能不全を起こしている。それなのに人間は相変わらず、どんどんやる気を失っていく。

私が今立っているのは、「すべり台」の途中です。のぼるのはつらい。ひとりでのぼらなければならない。気を抜くと真っ逆さまに下に落ちてしまう。

どうやら今の時代とは、私に象徴されるように、家庭も仕事もヘトヘトになるまで自分を奮い立たせながらやらなければ貧困に陥る。そういう「すべり台」(by湯浅誠)…

コミュニケーション巧者たちのサバイブ

TED、Greenz、colocalなどをよく見ます。大企業や政府の一員としてではなく、独立した個人や小企業などに属する意欲的な人々。大勢いるんです。

エコだったり、シェアだったり、未来志向だったり、そういう価値観のもと、様々なアクティビティーを実践。これらのメディアでは、彼らの実践のリポートやメッセージが毎日のように更新されています。

これら実践家たちの活動。なんといっても新しいし、何か明るい未来に向かってやっているエネルギーが素敵ですよ。

しかし一方で私の娘のひとりのように、こうしたアクティビティーに不可欠ともいえるコミュニケーションスキルに問題を抱えている人もいます。娘がもしエコをこころざして田舎に移住したとしても、日用品や食料品はいったい誰がどう手配するんでしょうか。私かーい!?

こうした実践のためには、ある程度の資力なり、生活のベース(実家とか)に恵まれてなければならないでしょう。まあしかし、そうした人でも、できあいのレールに乗らずにドロップアウトして生きていくのは社会の多様性という点からも良きことです。

地方の本屋というともう完全にビジネスとしてはアウトなんですが、なんと驚くべきことに、「地方で小規模かつマイナーな本屋をやるということ」という記事を見つけました。和歌山にあるbookcafe kujuです。

私もbookcafe憧れますが、およそ現実的ではないのでとりあえずはじめたのはパン屋さん(くらしをあそぶ展)です。でもzineのような小規模な紙メディアをここで作っていくのを支援する活動をしていきたいなーって思っているんですよ。

ちょっとした印刷機や、竹尾の見本帳、そして最新の組版ソフトがインストールされたPCなど備えています。自分メディアを作りたいって言う人がいたら、是非、わたしに声をかけて下さい!



客に「作業」させるものが売れる

『買いたがる脳』(デイビッド・ルイス著 日本実業出版社)によると、ホットケーキミックスはあえて卵を混ぜるという「作業」を買い物客にさせることで、大いに売上を伸ばしたそうです。

買い物客に「作業」を与えればウォンツニーズが生じる、と最初に実証したのは、アメリカにおけるマーケティングの第一人者であるアーネスト・ディヒターである。 1930年代、ケーキミックスを販売するゼネラルミルズ社から売上改善の相談を受けたディヒターは、卵の粉末をあらかじめ商品に混ぜておくのをやめて、購入した主婦が卵をケーキミックスと混ぜるように変更を提案する。重要なのは味の改良ではなく、インスタントのケーキミックスで手作りのおやつを作れるようにすることだった。その策略は大成功し、ケーキミックスは消費者の信頼を得て、売上を大きく伸ばした。わずかながら消費者にケーキ作りの役割を与えた結果、成果に関わっている感覚を生み、商品価値を高めたのだ。 普通に暮らしているだけだと、こうしたことはまったく分からないですよね。そんなもんだと思って卵を割って粉と混ぜるだけ。

でもその「作業」こそが、この商品の魅力を高め売上を増やすことに貢献していたとは。

これに関連して私どうかと思ってる商品があるんです。それは、セブンイレブンが今年の夏から発売した、アイスカフェラテです。

グリコが開発したという、粒状に凍ったミルクのつぶつぶが氷と一緒に入っています。そのカップに、コーヒーディスペンサーで熱い珈琲を注ぐと、つぶつぶが溶けてほどよいミルク感のあるアイスカフェラテが出来あがる。

もちろん私は味が好きなので、この夏、4杯は買いました。しかし、実際、カップを開けると見える白いつぶつぶが、何ともいえず不自然でまるで宇宙食か何かのようで。

何となく後ろめたいし、この自分で珈琲を入れる作業はどうなんだろうかと思っていつもやっているんです。

ホットケーキミックスに卵を混ぜてご満悦の主婦とは違う視点が、ここには潜んでいる気がしてなりません。

エアコンクリーニング業者さんが語った意外な論点

今日はエアコンのクリーニングを業者さんにお願いしました。吹き出し口をのぞくとカビの斑点がびっしり。卒倒して慌ててグーグルで検索して依頼した次第です。

大手量販店から派遣されてきた前回のクリーニングの不手際を指摘するなどクールで満足度の高い仕事ぶり。彼との雑談で分かったのはエアコンの耐用年数はどんどん短くなっているということでした。

うちのエアコンは2003年に取り付けたもので、とっくに寿命を過ぎているが、わりとまだ動いている、でも本当はメーカーとしては、7年おきに新品を買い換えて欲しいから、そのあたりで壊れるようになっている、とか。

最近のお掃除エアコンはオススメできない、5年くらいで確実に壊れる、とか。

もし、7年おきにうちにある数台のエアコン全部を更新しなければならないとしたら、私は死ぬまでにエアコンのために何百万円も支出を余儀なくされることになるんですね。これはひどい話だ。

エアコンを作っている国内企業は上場企業で、四半期ごとに前年対比で利益を比較され、株主の期待に応えるべく馬車馬のように経営しなければなりません。

本当は、頑丈で何年経っても壊れないものを作る技術力があるのに、数年で壊れて新品を買ってもらえないと企業は利益を出せない。だから、必ず壊れるようになっているんだそう。

ソニータイマー、ご存じですよね。ソニー製品は数年で必ず壊れるタイマーが仕組んであるといういわば都市伝説。今や、すべての国内メーカーはこういう壊れるタイマーが仕組んであるといってもよいでしょう。安い素材を使って原価を下げて利益率を上げ、7年程度が耐用年数だとはじめに取扱説明書などにうたっています。

3年前に新調したうちのバスルーム(システムバス)も、10年程度が品質保持期間だとか書いてあったような気が。

どんだけ地球に優しくないんだろう、反エコロジーなんだろうと思った。もちろんサステナブルでもない。まったくひどい話。

受験生チャレンジ支援について

東京都が経済的に恵まれない家庭の子弟のために受験生チャレンジ支援という融資制度(ただし高校や大学に受かれば返済免除になるので実質的なばらまき)を実施しています。

今日その書類を準備したので皆さんにもこの制度のポイントをかいつまんで説明しましょう。


資金使途
実質的には貧困層向けのばらまきですが、外観上はあくまで「借金の申込み」だということです。借金というのは、貸す側からすれば当然、「何に使うんだコラ」という視点=資金使途が最大の関心です。
資金使途を証明するために、塾の社判が押された納入証明書や、受験校の入学案内など必要になります。保証人
書類には、保証人にも収入要件があります。これは融資申込み名義人と同じで、扶養人数ごとに収入要件が決まっています。保証人自身の扶養人数であり、融資申込み名義人の扶養人数とは当然異なります。たとえばうちの場合、扶養人数は申込人は5人ですが、保証人である親は1人しか扶養していません。この場合、保証人の収入要件は、扶養人数1の欄を見れば良いわけです。
二世帯住宅等で住民票が分かれていれば同居の親族でも大丈夫です。書類作成事務コスト
コストとはいえ実際払うわけではないですが、心理的負担感は無視できません。書類書きや書類集め、精神的にツラい感じです。たくさんの字を読まなければなりません。スマホでさっさーと好きなもの(しかも動画や知人のつぶやきなど)しか目にしない若いお父さんお母さんにはハードルが高いですな。それに、手続きのために自治体の関係部署へ出頭する必要があります。お金に困っている家庭が、一日パートなどを休んでこうしたアクションを取るのはたいへんでしょうね。
しかしこの書類のために一日ほど時間を費やせば、23万円弱もらえるわけですから、十分取り組む価値はあります。日給23万円の仕事はまずないでしょう。

パン屋を自宅でオープンして一石二鳥どころか五鳥くらいになった件

この5月に自宅の一室をDIYで改装してパン屋さんをはじめたんですよ。生地を仕入れて店内のオーブンで私と妻が焼きます。

パンの種類が豊富でおいしく、丹精込めて作った隠れ家的な内装も好評。開店以来多数ご来店頂いてます。

何で印刷屋がパン屋? というか、もともと家の一部を店舗にして何らかやりたかったんです。

それではじめてみて,しみじみ良かったなーと思うポイント、これ5個くらいあります。


掃除の効用
保健所通しているし、もちろんお客さんをお迎えするわけですから、徹底した掃除は基本中の基本です。掃除はもともと私は大嫌いですが、店ともなるとやらざるを得ません。家がスッカリきれいになりました。体力使うので運動も兼ねます。現金収入
ありがたいですな。売上のほとんどがこれまでのビジネスだと金融機関に振り込まれるパターンだったので。新鮮です。おいしいパン
残ったら家で食べます。家族も大喜びです。冷凍すれば日持ちします。地域再発見
場所が分かりにくいのにもかかわらず、多数のお客様。そして、皆さんいい人たちばかりで、地元愛のようなものが芽生えました。ちなみにとなりのスタジオジブリの皆様にもご愛顧頂き感動です。自己紹介が分かりやすくなった
これまで私は何をやっているのか説明するのが非常に難しかったのですが、一言「パン屋です」というともう皆さん一瞬で腑落ちするようで。子供にも大好評。 今後は、ネット通販の実店舗として何らか顧客サービスを提供できるような企画を実現していきたいですね。

金融機関がどんどんお金を貸したくなる法人3要件

今日はひさびさの投稿です。イケダハヤトさんという方のブログ記事「ブログを6年書き続けて分かった成功法則」やら、彼の本を読んだりして、やはりブログを続けなければダメだなと思った次第です。ぜひお付き合いください。

今日のお題ですが、3つです。法人に限ったことなので、今は法人の代表者やオーナーではない方は、将来そういうこともあるかなーという感じでスルーしましょう。もちろん、個人事業主にも応用できます。

では行きます!金融機関が、どんどんお金を貸したくなる法人の3要件


資金使途がはっきりしている、わかる
向こう3年でこれだけの投資をしてこれだけの売上を上げる計画だが、この部分でどうしても現金が足りないので補足して欲しい、とか。コンサル業ではない
コンサル業に融資は下りにくいらしい。もちろん風俗や社会的正義に反する事業もダメ。理由だが、コンサルってのは結局口八丁手八丁で得る手数料収入なんだから、代表者が働けばいいじゃんということで。自己資金がある
これは1に関係している。そもそも法人が金を借りるためには、売上の計画が必要なのだが、元手がまったくないのにこれだけ売り上げられるなんていうのは単に説得力がない。貸し手としては、社長なり、会社がこれだけの資金をこの売上のために投じようとしている、その足りない分を貸そう、というのがそれが融資の本来の姿。 結構当たり前の話。