パン屋のオヤジのぼやき

 資本主義のイデオロギーにおける人口減少がもたらすもの。これは一言でいうと夢と希望の喪失です。

 資本主義は市場の創造こそが富の源泉です。市場はものなりサービスを買ってくれる人のかたまりのことです。

 人口減少時代では、その市場が縮小するので、資本主義は富を生み出すことが出来なくなります。となれば、その仕組みの中で働く人も投資する人も、夢や希望を持てなくなってしまいます。

 「ワクワク」だの、「1億総活用」だの、いくら詩や念仏を唱えたところで、もはや子育て育児中の給与所得者の預貯金残高が増えるはずもありません。

 資本主義の社会の中で会社を経営したり子育て育児に取り組むことにより、限界にぶち当たることが多くなりました。わたしがここ十年以上やってきて分かったのは、本当にシンプルなことです。

 人が減るから庶民は貧しくなる一方だということです。

 こうした厳しさに直面せず、衝撃を緩和する方策はいくらでも用意されています。その最たるものが、皮肉なことに、結婚しない、子供を産まない、都市の実家で親の援助を得ながら暮らすということです。

 では、結婚して子供を持ってしまったら。公務員や大企業にも属さずに、地方で親の援助にも頼れない状況に陥ったらどうするか?

 私はあきらめた方がいいと思います。日本には幸い憲法があって、健康で文化的な最低限度の生活を国は国民に対し保障する約束ですから、そうした生活が出来ないと感じる国民は生活保護なり、何らかの権利の訴えを行政にしていくことが必要です。

 注意しなければならないのは、どさくさにまぎれて憲法を変えようという宣伝を盛んに最近、国はするようになりました。結局国にも金がないのです。高齢者が増えすぎて、自分の都合しか考えない圧力団体のロビー活動の成果で、国の社会保障財源は急激なスピードで枯渇しつつあります。

 憲法が変わったら、生活がツラいからといって、国に金やサービスを要求することは間違いなく難しくなります。いまのうちなんですよ。

 特に健康な若い都市の給与所得者は日本のシルバーデモクラシーの弊害をもっともしょっぱく食らってしまっていますね。もはや絶対に支えることは不可能な地方だとか、年寄りばっかりに金をもっていかれてしまってます。

 Sealsとかもピントが外れた活動をしないで、もっと都市の学生なり都市のシングルマザーが金がない、生活できないと、憲法に基づいて国に働きかける運動を支援すればよいのです。

 ところで、このブログの筆者は、いかなる政党や固有のイデオロギー、宗教思想にも中立な立場です。ささやかな会社経営者、パン屋のオヤジのぼやきです。

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