マズロー欲求段階に関する私の新知見

どうも最近世界を見ていると、人間の欲求を段階的に説明したマズローの説にある種の「突破」のような現象が起こっている気がする。順番突破である。

通常、生存欲求→性欲→承認欲求みたいな感じで順番に進んでいくとされる。

しかし、食うに食えなくなった人たち、つまりもっとも最初の段階である生存欲求が脅かされている人たちは、いきなり社会的承認欲求というか、自己実現的欲求へとぶっ込んでいく現象が起こっている。それはたとえば次のような。

  • 原理主義的テロで「殉教」する人
  • (合理的におかしいし、ウソばかりなのに)トランプを支持する人
コツコツと欲求充足を積み上げていくのなら分かるけれども、もう明日死ぬかもしれないというところにいきなり名誉とか、共通敵をぶら下げられ、もう飯とかのことはどうでもいいや、と自暴自棄になって極端な選択をしてしまうことで、自己実現欲求の充足を図る。

まずい傾向だと思う。こういうのを上手く利用して、世界が不安定になったり、人権が守られない人が多数出ても、自分さえよければいい、みたいなリーダーが現れてきている。

極右政治家など。連中は、これまでの穏健な政治家に対して、何もできなかった、これからは違う、世界を変えよう、移民を排斥したり、仮想敵をやっつけたりして自分たちの名誉を取り戻そうなどという。そういった言葉は、ある程度満たされた人には一切届かないけれども、食うや食わずの生活をしている人にズバッと刺さる。

私は、世界が実体経済をはるかに凌ぐ巨大な金融経済が支配してしまい、一部の超富裕層に富が偏在することが、こうしたことの原因だと思っている。

だからベーシックインカムしかないと思う。まあ、まともな判断は、まずはおなかいっぱいご飯を食べてからではないか。そしてたくさん寝て、少しずつ働ければまあ愉しい趣味もできる程度の生活を、みんなが送れるような社会にしなければならないと思う。

cf.セッション22の神回2017.2.8「各国で導入を検討、なぜいまベーシックインカムなのか」

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