2017年6月15日木曜日

なぜベーシックインカムか?

今日私たちは、たとえば200年前とくらべたとき、まさに当時人々が思い描いたようなユートピアに生きていると言っても過言ではない。

  • 手紙は数秒で届く
  • 意見を自由に表明できる
  • 日用品や本がすぐに手に入る
  • 乳幼児死亡率は著しく下がった
  • 平均寿命は大幅に伸びた
  • 戦争による死者数は著しく減った
  • 貧困に苦しむ人も大幅に減った
ところが実際のところ、別の「悩み」に苦しむようになった。これらは、200年前の人々には想像もできないような悩みである。

  • 通勤電車で痴漢をすると私刑でしかも死刑になるケースが相次ぐ
  • 政府が国民の表現の自由を結果的に制限する
  • 政治やメディアに国民の声がまったく届かない
  • 将来に希望が持てない
  • 子どもの6人に一人が相対的貧困である
  • 子どもを産んだあと離婚をするとものすごい貧しくなる
  • ほとんどの給与所得者は週のうち2日は高齢者への仕送り労働
  • アパートを建てても入居者が集まらないのにどんどんアパートができる
  • ほとんどの銀行はもうつぶれるほかない(利子率の史上最低水準)
これは、一言でいえば、私たちの資本主義が傷んできて、基本的人権や議会制民主主義といった重要なイデオロギーを毀損しはじめている現象だ。

私は、ずっと子育て育児、そしてもっぱら経済の自由競争からの逃避で得た時間を読書に費やしてきた。その結果明らかになったのは、私たち先進国に住む人類全体に起こっている現象として、

  1. 少子化と高齢化(シルバーデモクラシー)
  2. 富の偏在
  3. 中間層の没落
  4. ほとんどの市民が目に見えない監獄にいれらた状態
  5. オキシトシンの不足(幸福度の減退)
こういう感じになってる。だから、私の提案としては、

  1. ベーシックインカムを導入し再分配の再設計
  2. オキシトシン(道徳ホルモン)を活性化する社会の実現
これに尽きる。これは、高齢者や一部の富裕層が寡占する富をまずはベーシックインカムで中間層らにばらまき、みんなでふれあって幸せになろうよ、という話し。

このあいだ、地域のわりと富裕層目の老人が入る老人ホームに行く機会があった。もちろん、清潔で大切に老人たちは扱われ、職員はまあ生き生きと、とまでは行かないものの、なんとかギリ、働いていた。雇用が生まれているといえばいえる。しかし、私はそういう老人たちの世話をしたいとは思わなかった。

人の世話をするとオキシトシンは出るとはいえ、老人ホームで他人の老人の世話となるとものすごいテストステロン(ストレスホルモン)もでる。テストステロンはオキシトシンとトレードオフだから、老人ホームでの他人の老人の世話は雇用としてはハッピーを生み出さない。結局金がある富裕層の世話を、資本主義的搾取のシステムは温存したまま、若い低所得者にさせているだけだ。その施設はベネッセという巨大資本が運営していたから。巨大資本はまず、創業者一族、次に株主、そして顧客、最後に従業員という順番。従業員は、儲けやサービスの「カス」のようなものしか分け前にあずかれず、オキシトシン分泌の機会は限られる。

ホント何とかしたほうがいい。ベーシックインカムしかないだろう。

というわけで、このたび、取次の新しいサービスホワイエを使って、BI ブックスという店名の本屋を開くことに決めた! ジブリの目の前に(笑)。

店の名前に込められた思いを聞かれる度に、ベーシクインカムの宣伝ができる。あーよかった!

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