2017年8月28日月曜日

大学奨学金について

 先日、ファイナンシャルプランナーを対象に、日本学生支援機構(JASSO)が主催したスカラシップアドバイザー講習を受講してきました。

 受講して最後のテストで合格すると、全国の高校にJASSOから派遣されて奨学金制度について詳しく説明するお仕事ができるようになります。

 受かっても受からなくても(まあ受かったんですが)、実際高校に派遣されるかどうかは分からないにしても、何しろ大学志望希望者を4人も育てている貧困親としては、これは行かない手はないと。

 しかも、総売上高10000円(2004年から今日まで)、維持費用が毎年15000円程度かかるこのファイナンシャルプランナー資格を、今こそ活かすときではなかろうかというのもあります。

 さてここからは私の私見ですが…。ブログなんだから私見以外の何があるって言えばそうですが、感想とかご意見、クレームは一切受け付けませんという意味です。気になるなら自分でブログを立ち上げてそこで書いたらいいと思うんです。それで、表現の自由がどんどん洗練されて、よい市民メディアが次々と育つようになるのがいいかなと。クレームだ、意見だ、なんだとメールだの直接いってきたところで、「バカの壁」がありますので、一切ムダなんですよ(もっともこれまで一件もそういうのは来たことがないですが、読者数が10人に満たないものですから)。

 今、日本はヤバい。何がヤバいって、人口減少です。人が、どんどんいなくなる。増えているのは、高齢者ばかり。子どもが生まれていません。

 10年以上前、このファイナンシャルプランナーの資格を取るときに受けた授業で、先生が言っていたのを思い出す。高齢者を、いったい何人の現役世代が支えるのかってはなしです。高齢者は、動けなくなったり、しゃべれなくなったりしても、一応生きていますから、人権があり、大切に扱わなければなりません。それで、社会保障制度を通じて、国や地方自治体は、現役世代の所得の幾分かを、高齢者を支えるための年金や医療費に再分配しているのです。

 高齢者が少なくて、若者が多ければそれでまわっていましたが、今は高齢者が多くて、若者が少ない。するともうこの再分配制度だと、高齢者ひとりを、若者4人で支えるとか、地域によっては二人で支えるとか、そういう事態になっています。自分の親ではなくて、制度としての再分配を通じて、ですから、イメージとしては、週5働くうち、月曜日の賃金は、高齢者への仕送りで消える、そういうことです。

 さて、それで基本そういうふうになっている状況の中、週5のうち、月曜は高齢者、火曜日は家賃。水曜日は子どもの教育費。じつはどんどん、そうやって消えていきます。自分の自由に使えるお金は本当にわずかです。

 いやー水曜日以降は自分のために使いたいなーとなれば、子どもを作る選択肢はなくなりますね。大学進学でお金がめっちゃかかるじゃーん。じゃあ、子ども無理だーと。当たり前です。算数です。

 そうするとどうなるか。どんどん子どもが減る。もっと減る。やばい。それはやばい。

 よし、奨学金をもっとちゃんとしよう、給付型もバンバン取り入れて、大学に通いやすくしよう。政府はそう思ったんでしょう。

 それで、こういう、奨学金について分かりやすく説明するようなしくみも整えているワケなんですね。

 JASSOの講習会の記事が毎日新聞に掲載されていました。私はこの写真に写っている受講生の中に、頭がちょっと写っています。

https://mainichi.jp/articles/20170821/mog/00m/100/001000d

 家計は、日本の住宅政策の失敗で、無価値なもの(持ち家のことです)のためにたいへんな借金を負っている。そして、高齢者のために、社会保障費もがっぽり取られる。もう余裕はありません。正直言って、子どもの大学進学費用など負担している場合ではないのです。親は、もっともっと車を買ったり消費してお金を使い、家のローンもきっちり払い、そしてなるべくたくさんの社会保障負担を我慢する。それこそが、政府保守層が描く家計の正しい姿なんです。美しい国日本はそれなんです!

 それが美しいとは、思いませんがね。

 実際のところ、タワマンとか買ってもダメですし、今人気のエリアも、数十年後は今の多摩ニュータウンになってるんです。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52664
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51118

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