投稿

2018の投稿を表示しています

One Voice Children's Choirについて

イメージ
アメリカの任意団体で、子どもだけを成員とする合唱団「One Voice Children's Choir」というのがあります。率いているのは日本人で、MASAの愛称で呼ばれる福田真史(ふくだ・まさふみ)さん。

合唱のテクニックは教えず、子どもが本来持っている力を見つけ出してあげ、励ますことですばらしい合唱団を作り出しました。
NHKBSドキュメンタリーでも放送されたし、もちろん本家の合唱団のYoutubeチャンネルは数十万登録者数を誇り、しっかりとした地位を築いています。
私も娘が中学の合唱部に入っていて、合唱のすばらしさ、魅力を知っていましたが、別に(多くの保護者であるように)うたっている子どもを見て泣くほどでもないし、心を動かされる(ほど上手いなー)というような経験もありません。
そんな私が、このOne Voice Children's Choirでは泣けるほど感動しました。もちろん、私固有の、英語で歌われると涙腺が緩む特殊なフェティシズムもあるかもしれませんので、差し引いて読んでいただきたいです。
地域の合唱団や中学の合唱部は、これからは全部英語で歌えばいいのだと思いました。
最終的にはこの合唱団のように、広告収入である程度BI的にメンバーにお金がわたるしくみが絶対に重要です。
いま日本の社会は、宮台真司氏がいうように、経済のために社会がまわっている(本来は逆で、社会のために経済がまわらなければならない)し、それどころか、社会を削って経済を持っている状態です。
いちばんのしわ寄せは、子どもや女性など社会の弱者に出てきます。格差社会が進行し、また大学学費の高騰により、たいへんな負担で勉強して社会人になってみても、はたして幸せな人生、豊かな人生は見えるのでしょうか? 希望を持って、社会に出ようと勉強をがんばろうという空気は、今の日本にあるのでしょうか? まったくありません。
ではこの合唱団の動画をご覧下さい。


ちなみにアメリカでは社会の中で希望が失われ、格差社会が進んだ結果、involuntary celibate(インセル)という勢力が登場しています。インセルについては別に稿を起こすこともあるかもしれませんが、要するに、将来に希望が持てないような社会は、想像を絶する理由によって、巨額の外部コストを負担することになるという話しです。

さてもう一個…

ADHDの私が落ち着いて集中できるようになった、たったひとつの理由

私の人生は、やるべきことが出てくる、やる、フィードバックが得られるのくりかえしでした。というか、先進国の成人の活動はそういうことに収斂していきますよね。仕事も生活も。

私の問題は、これは10代になるとすぐ自覚したんですが、物事に集中できない。飽きっぽい。物忘れ、ケアレスミス、おっちょこちょい、物を無くす。こういうのに苛まされ続けてきました。

子どもの頃は、たとえばいまでも忘れないのですが、冬にプールの微生物を採集しようという理科の授業で、網をプールの底に落としてみたり。大人になればなったで、本の注文部数を間違えて何千冊も多く発注したり。消費税の書類を出し忘れて何十万円も損したりとか。枚挙にいとまはありません。

なにかに取り組んでいるとすぐほかのことが気になります。そして実際、途中で放り出してほかのことをはじめてしまいます。その結果、何も完成せず、中途半端な成果しか得られません。また、大人になるとこの弊害の影響は深刻化します。

特定のビジネスをおっぱじめても飽きてしまって苦痛になります。もちろん、さすがに放置するわけにも行かないので、我慢してやるんですが、年々、うんざり具合が高まってきていました。収入(売上)が減っても、決まり切ったことをやるのが精一杯なので、必ずじり貧になるのです。家計は火の車になります。

KADOKAWAの川上社長がこういっていたのに非常に共感を覚えました。引用します。
僕は、仕事をすることが退屈で仕方がない。結果が分かっているのに、結果が出るまでには半年かかったりして、かったるくてやっていられない。それを数学を勉強することで、何とかごまかして毎日を過ごしているのです(笑)。(週刊ダイヤモンド2018.6.27)  結果が分かっていること、これまでに何十、何百とやってきた所作、活動、これをやるのがもうダメなんです。会社勤めも、何がいちばん「恐怖」だったかといえば、役職を上り詰めていって、席があそこに移って、そして部屋があそこになって、最後定年、お花もらってはいさよなら、みたいなそういうのが日常的に見えるわけです。それがもう無理でした。なぜ無理かというと、生き物としての人間の最大の恐怖である「死」へのコースに見えるじゃないですか。結局は、毎日会社いにいって、そして何十年後かは、あの個室の中にいるハゲの社長みたいに加齢臭を発する老齢となり、定年で終わ…